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皇位継承を考える(2)男系維持の方策(その1)

〔シリーズ:皇位継承を考える〕
皇位継承を考える(1)万世一系の天皇と国家
 
 
 

 皇室典範を改正するに当たって男系男子を堅持するのか、男系女子の女性天皇を容認するのか。もしも日本の歴史的伝統を守るならば、選択肢はこの二つしかないだろう。そこで今回は、これらを実現するためには具体的にどうすればいいかを考える。基本は、旧皇族(旧宮家)の皇籍復帰である。どのような形でどのようなタイミングで皇籍復帰をはたすのかで、いくつかのバリエーションが出てくる。

 《ブログ散策:天皇制の危機( p(^o^) 和の空間 2005年10月20日)》に、皇位継承問題についてのリンク集を作っておいた。ぜひ参考にしてもらいたい。そして、できるだけ内閣官房や首相官邸まで抗議をしていただきたい。「皇室典範に関する有識者会議」は、これから女系容認の方針で意見の集約に向けた議論を行っていくそうである。「男系継承を維持してほしい」の一言だけでもいい。一人でも多くの方々に抗議をしていただきたいと思う。また、さまざまなブログで少しでもこの話題を取り上げていただけると、国民的な議論が巻き起こるので大いに助かる。

皇室典範に関する有識者会議
【連絡先】 内閣官房内閣総務官室
 〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1
 TEL.03-5253-2111(内線85144)
メール 内閣官房ホームページ ご意見・ご要望
 
または 首相官邸への意見メール

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男系男子を堅持する道

 現皇太子と秋篠宮にこれから男子が生れなければ、現皇室において男系男子は存在しなくなる。そこで、皇統(神武天皇の男系)に属する人々を、すなわち旧宮家を皇族に加えて男系男子を堅持するという方法がある。

 有識者会議は、女系容認によって皇位を継承するという方向に進めたいようだが、そもそもなぜ天皇家によその一族の男を加えて、その息子や娘を天皇にしなければならないのか。旧宮家は、非常に古く枝分かれしたとはいえ、れっきとした天皇家の一族であり、しかも終戦直後まで皇族として認められていた。よその一族の男の子孫に皇位を譲ってしまうよりも、たとえ旧宮家でも同じ神武天皇の一族で天皇の皇位を継承していくのが本筋ではあるまいか。

 

 そもそも旧宮家(旧皇族)が存在するということ自体を知らない国民が多いのではないかと思うので、まずは旧宮家について触れておこう。彼らは、室町時代中期の後花園天皇の弟である貞常親王(伏見宮4代)の子孫である。このあたりから現在の天皇までどのようにつながっているのかは、《皇位継承略系図1》、《皇位継承略系図2》(いずれも『歴代天皇全史』より引用)、および《皇位継承略系図2》(『皇位継承と宮内庁』より引用)をご覧いただきたい。これを傍系だから正統でないなどというのなら、現在の天皇家もまた閑院宮(江戸中期の中御門天皇の弟の流れ)という傍系から出ているのである。

 
 

 かりに現代において現皇太子から秋篠宮へと皇位が移っても、一族の天皇としての正統性にいささかも疑いがないように、もしかりに後花園天皇に男子がいなかったら弟の貞常親王に皇位が移っても一向に血統の正統性に問題はなかったのである。そして、21世紀において後花園天皇の男系の流れが切れてしまう(可能性が非常に高い)という事態に至ったので、弟の貞常親王の流れをくむ旧宮家に皇統を移すというのが伝統的なやり方だろう。これこそが万世一系の皇位継承の原則に則ったものである。

 旧宮家への皇位継承は、ほんの数代の皇族しか国民の念頭にはないから違和感を感じるだけであって、系図をきちんとふまえていけば全く当然の皇位継承の順番になっている。ほとんどの国民はそのあたりのことを全く知らないで、「愛子さまが天皇になって、愛子さまの子孫が皇位を継げばいい」と言っている。たんに可愛い可愛いと騒いでいるにすぎないと思われる。国民の多くが神武天皇に始まる天皇家の系図についてある程度の知識を持ち、愛子内親王が大人になる頃には、たんなる感情で直系継承を望む人も少なくなろうが、彼女に子どもが生れるとまた、可愛い可愛いと騒ぐのである。皇位継承は国民の感情論で左右されるべき問題ではない。

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 旧宮家は、GHQによって臣籍降下させられたのだから、それ以前の形に戻すというのが本来の姿である。そして、これは占領が終了した時期、または天皇制が米国にとって懸念の材料ではなくなった時期に速やかになされるべきだった。その機会を逸したと言うのならば戦後60年、あるいは臣籍降下60年を区切りと考えて復活させればいいだろう。旧宮家から臣籍降下の請願が出された(昭和22年)5月1日か、その請願が受理された10月13日あたりが象徴的な意味のある日となろう。自主的な請願というのは形式だけであって、もともとはGHQの要請によるものである。戦争責任という意味で米国から強制的に臣籍降下のペナルティを課されたと見なせば、暦の一回り(還暦)を区切りとして元に戻すのもよいのではないかと思う。

 臣籍降下した皇族が天皇に即位した例は第59代宇多天皇のみであり、しかも皇籍離脱期間はわずか3年ということだが、旧宮家の場合は実質的には米国からの強制であるし、60年も離脱状態だったのは日本国政府の責任でもある。これが皇位継承の伝統に反するという意見も出てくるのだろうが、男系継承を絶やすことに比べれば、とても小さな伝統違反であろう。1500年以上にわたる万世一系の伝統をこれで終わりにしてしまうか、宮家復活という例外措置を講じて万世一系を存続させるかの違いなのだから。

 

 できるだけ早く旧宮家を復活させておくべき理由として、旧宮家の方々が皇族としての生活に慣れる必要があり、また国民が彼らを十分に認知する期間が必要だという点が上げられる。現皇太子と秋篠宮が皇位について逝去されたあと、皇籍復帰した旧宮家の男子が皇位を継ぐが、それまでに約30年くらいは時間があるのだから、その間に国民に旧宮家の男子へと皇位が移ることを周知する。「皇室アルバム」などのテレビ番組もあるのだから、復活した宮家の様子も少しずつ流していけばよい。そして、現皇太子が即位するときに、秋篠宮の次の皇位継承がどのようになるかをテレビなどで詳しく何度も解説すべきである。

 また、つまらぬ者から臣籍降下を批判されないように、皇籍に復活してから生れた男子を天皇にたてるということも考えるべきだろう。途中から皇籍に復帰した人が天皇になるのには国民にとって違和感があっても、生れたときから皇籍の人間が天皇になるのなら違和感はだいぶ和らぐ。将来の天皇に、「私は生れたときから皇籍にあるのにどうして天皇の資格がないというのか?」と反論させるくらいが望ましい。

 

 直系とのつながりが薄いことを問題にする国民もいるかもしれないので、直系の女子(愛子・眞子・佳子内親王)には、もし可能ならば旧宮家の男子との婚姻をご検討いただく。というか、周囲の人間が二人を小さい頃からよく接触させ、二人に同じような趣味を薦め、二人になる機会をたくさん作り、周りでなんとなく二人の結婚を期待していれば、その可能性は高まる。それなりの伝統の家に生れているからには、結婚する人がだいたい決まっているというのも納得するのではなかろうか。宮内庁がそういうことを積極的に試みることが重要である。政府はそのような政治的関与ができないというのなら、皇室の方々に積極的に努力してもらうしかない。もちろん、最終的には当人たちの意思であるから、強制はできない。また、マスコミが下卑た芸能人ネタと同じようなバカな報道を自粛する必要がある。

 早めに旧宮家を皇籍に復帰させることが重要で、三人の内親王にとっては、子ども時代から皇族としてお付き合いしていけば、結婚するかもしれない相手として親しみもわくというものである。また、現皇太子としても、愛子内親王を民間人と結婚させて遠くにやってしまうよりも、皇族内での婚姻という形でしばしば娘と面会できるほうがパパとしては嬉しいだろう。「愛子や、皇族と結婚していつまでもパパの近くにいておくれ。」と現皇太子に言わせてみたいものである。結婚は相手があることだからそう簡単にはいかないが、ある種の政略結婚だから冷酷だ、ということにはならない。

 さらには三笠宮と高円宮の五人の女王も男系女子といえるから、彼女たちもそのような方向を探ってみるのもよいのではないかと思う。彼女たちは現在24歳~16歳であり、旧宮家の人たちと結婚も視野に入れてお付き合いしてみるという選択肢があってもよいのではないかと思う。ただし、旧宮家の人々とは年齢的に少し離れているかなとも思う。《旧宮家の系図1》(『皇位継承の危機』より引用)または《旧宮家の系図2》(『皇統断絶』より引用)

 
 

 もし旧宮家でいちばん若い世代の成人すべてが皇籍復帰するとなると、14宮家くらいができそうである。そして、どこの宮家が中心となって皇位を継承すべきかという重大問題が出てくる。しかし、それは三人の内親王または五人の女王(あるいはその子孫)と結婚した宮家を優先するということでよいのではないかと思う。まあ、八人のうち一人くらいは結婚してくれるかもしれないし、彼女たちが民間人と結婚して娘を産んで、その娘たちが皇籍復帰した宮家の人たちと結婚するかもしれない。たとえば愛子内親王が新たな宮家の人と結婚して妃殿下・皇后陛下になれば、国民感情としても、まあ納得するのではないかと思う。天皇家における男系の重要性もわからないような国民には内親王たちの綺麗なウエディングドレスでも見せておけば納得するだろう。

 旧宮家が復活しても、おそらく直系に近い宮家の男子(すなわち三人の内親王または五人の女王と結婚した男子)が皇位を継承することになるのではないかと思う。どの旧宮家も直系からは離れている(ただし久邇宮家からは昭和天皇の妻である淳香皇后が出ているから婚姻上は近い関係にはある)。だから、復活した宮家のうちでどこが皇位を継承するかは、三人の内親王(と五人の女王)たちの動向に左右される可能性がある。そうでもしなければ、復活した宮家でどのように皇位継承の順位をつけてよいかわからなくなるだろうから。

 かくして必ずしも愛子内親王の系統が皇位を継承していくとは限らないが、女系(?)という観点からは実質的には三人の内親王か五人の女王の系統が皇位を継承していくことになるのだろう。彼女たち自身が旧宮家の男子と結婚しなくても、彼女たちが民間人と結婚してもうけた女子が旧宮家の男子と結婚するということも十分にありうるだろうし、そういう点も新たな宮家の継承順位に影響を与えるのではないかと思う。

 
 

 いずれにせよ男系男子を堅持するためには、旧宮家がいかにそれ自体として皇位継承の正統性をもっているかをマスコミなどを通じてアピールしていくことが肝要である。30年かけて啓蒙していけば、どうせその頃には団塊世代の左翼もこの世からきれいさっぱり消え去っているからスムーズに皇位継承がなされるだろう。むしろこれから30年かけて日本という国のありようを若い世代に伝えていかなければならない。

 
 
 
 
 
 
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〔皇位継承に関するリンク集〕
 
ブログ散策:天皇制の危機( p(^o^) 和の空間 2005年10月20日)》  
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【2005/10/26 23:31】 皇室 | トラックバック(11) | コメント(2) |

コメント

降嫁した内親王の娘…なら紀宮様のところも少しは期待できるのではないでしょうか?
皇籍復帰したのちに産まれた男子と娶わせるのに似合いの年頃になるかもしれません。
先人の知恵をお借りして、最も良い方法を探る努力を怠るべきではありませんよね。
【2005/10/29 02:54】 URL | 鈴之介 #-[ 編集]
「目本国の行方」からやってまいりました。
14の宮家の復活ですか。それくらいで済むのですか。
【2005/11/27 18:58】 URL | あくてぃぶ・そなあ #V6JxhiAk[ 編集]

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千数百年の伝統を守れ

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??ĺ????

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