時事評論@和の空間
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ホリエモンは売国奴か?

 《広島6区 ホリエモン節全開「俺メディアの時代だ」(産経新聞 2005年8月23日)》に関して、いくつかのブログで批判的意見が出ている。彼のことを個人的には知らない私としては、どの程度ホリエモン(堀江貴文)を擁護していいのかわからないが、とりあえず彼が政治活動にナイーブである(世間知らずである)と仮定して擁護してみたい。

 ホリエモンの言う「僕の国家観は世界は一つということ」は、「ボクは地球市民」という意味だろうか? まあ、日教組に完全に洗脳された世代なのかもしれないが、国会議員になるということであれば、国益を第一に考えるべきである。孤立した国家はあり得ない(相互依存して一体となっている)という認識と、国益を第一に考えるということは両立し得る。これをいかに両立させるかが、ホリエモンが国会議員になった場合の彼の課題となるだろう。

 
 
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 以下、ホリエモン発言についてコメントしていきたい。

「国という単位を特別視していない。市町村とたいして変わらない。国にこだわるのではなく、もっとグローバルな視点でものを見なければいけない」

 彼は単純な階層関係で考えているのだろうか? 市町村<都道府県<日本国<世界 という階層関係で、日本と世界の間の階層関係は、それ以下の国内の階層関係と同質という意味であろうか? 私は両者の異質性を強調したい。少なくとも各国で言語は違うのだから、日本国以下の階層は容易に文化の共有ができるのに対して、世界と日本は文化の共有は難しい。法的な共有はできるだろうが、文化的価値観の共有は困難である。マネーは世界共通の言語かもしれないが、世の中はそれだけで動いているのではない。彼が見ているものは経済的な側面だけであり、まだ一面的なことしか言っていないと見なしたい。ホリエモンが“地球市民”信奉者なのかどうか定かではないが、この信奉者たちは日本文化に無知な輩の集合であり、その自覚がないままグローバルな視点に自己陶酔しているだけである。

「日本町会議員に立候補するようなつもりでやっている。自分の国を知らなければ、世界もわからないという考えは間違い。自分の田舎のことを知らなくても、東京で成功する人はいる。だから自国を知らなくても世界には通用する。」

 これは経済だけのこと。日本町会議員は、自分の町の伝統文化と独自性を守ることも考えるべきである。もし経済優先で町の独自性を無視したら、郷土愛のようなものは失われる。それは、その地域の人と人とのつながりが希薄になることを意味する。それはその地域への帰属感が薄れることをも意味する。その帰属感を捨てずにほかの地域との連携を図っていくのが町会議員の仕事であろう。

 その地域への帰属感をもてないのだったら、べつの地域に移動すればいい。日本への帰属感がもてないのだったら、自分の帰属感を感じられる別の国に移住してしまえばいい。ホリエモンは田舎を捨てて東京で一旗あけた経歴の持ち主なのだろうから、自らの出自を軽く見ているのだろうが、やはり“己を知る”ことは重要である。経済に関してだって「敵を知り己を知れば百戦危うからず」が基本だろう。ホリエモンは「己を知る」こと、すなわち“日本人を知る”という側面が欠けているように思われる。国会議員は、基本的に日本自身のために世界を知るのであり、日本自身のために世界に貢献するという戦略をとるのである。世界への貢献を第一に考えるのなら、すなわち国よりも上位のレベルでの変化を求めているのなら、ホリエモンは国会議員ではなくて国連職員にでもなるべきなのである。

 ホリエモンは「経済的な視点から世界を知る」という側面だけを強調したのだ、と私は信じたい。というのは、彼の本音はライブドアを発展させるために政治家になって法的な側面を変えていくことだろうからである。すなわち、自分の会社の利益を得るために自分の会社をとりまく(法的な)環境を知り、それを変化させようとしていると思われるからである。この図式をそのまま国政に当てはめれば、自国の利益を得るために自国をとりまく環境を知り、それを変化させようとするという活動になる。いわばホリエモンの本音は、国政に当てはめれば外交活動の基本なのである。ただしこれは、ホリエモンが当選したら国会議員としての自覚をもつということが前提となるのであって、もしも自分の会社の利益のためなら日本はどうなってもいいとあいかわらず考えるなら、彼は国会議員になる資格はない。彼がどれだけ日本国家および日本人全体に忠誠を誓えるかが重要なポイントになるだろう。一般人は、その点を大いに疑っている。

 話はちょっと飛ぶが、かつてテレビに出ていた頃はほとんど“アメリカかぶれ”だった高市早苗氏が、自民党議員になってからというもの、いつのまにか愛国的な発言をするようになっていたのには笑ってしまった。なんという変節! 自民党に洗脳されてしまったか! とはいえ(特に与党の)国会議員になったならそうなるのが当たり前で、私としては別に彼女を非難しているわけではない。(^^ゞ ホリエモンも自民党に入党して活動すれば、そうなる可能性が高い。ただ、もし無所属で当選しても自民党には入れず、民主党に入ってしまうようなことがあれば、大変な売国議員になる可能性もあるだろう。人は周囲の思想環境によって変化してしまうものである。国を潰したくなかったら、ホリエモンが当選した場合には、自民党は速やかにホリエモンを取り込んでしまうべきである。

「靖国参拝になぜあれほどこだわっているのかわからない。自分には(靖国への)思い入れはないし、よくわからない。悲しむ人がいるなら参拝する必要はない。」

 これをもってホリエモンを売国的と非難する人々がいる。しかし彼はまだ若いし、先人たちの苦労をすでに社会の雰囲気として感じ取れなくなった時代に育ってきたのだから、“わからない”のは仕方がないだろう。おそらく昭和40年以降に生れた日本人は、歴史感覚として“日本の戦争”を共有することが不可能である。彼らは日本の文化・伝統から切り離された世代なのである。ホリエモンは経済は知っていても伝統的な日本は知らない。これから徐々に知るようになると考えるべきだろう。彼は社会党や全共闘のような“反日本”ではない。この点は間違えてはいけない。彼(および彼の世代)は、良くて“未日本”(まだ日本を知らない)か、悪くて“非日本”(日本にはまったく染まらない)である。

小泉首相の改革路線で、貧富の二極化が進む可能性を懸念する声については「人の幸せは年収だけで測れるもんじゃない。能力のある人、稼ぎたい人にとってチャンスを与える社会になればいいが、これ以上、金持ちから税金をとれば、みんな国外に逃げちゃいますよ」。低所得者層の保護は「最低賃金は保障されてるし、今の法律で十分」と話した。

 問題は、金持ちがどのように金を使うかである。儲けた金を社会全体に還元しないで身内や関係者だけで回しているから不満が出てくるのである。いわゆる利権議員が問題になるのは、このような利益独占という金の流れに対してである。また、最低賃金が法的にどうこういう前に、そもそも“職がない”というのが低所得者層の不満であり、これもまた、収入を得るチャンスすらも一部の金持ちが独占していることを意味している。

 「人の幸せは年収だけで測れるものではない」のは事実だが、それを言うなら教育改革をしなければならない。おそらく昭和40年以前に生れた世代の大多数は、なんだかんだいっても高収入と豊かな生活こそが幸せだと思っている。そのような親にせっつかれて、教育もまた高収入を得るための準備に堕している。「そんなことでは世界で生き残れない」という批判の前に、詰め込み教育が押し通されるのである。政治は一筋縄ではいかないということを強調しておこう。

インターネットを使った選挙戦ができない公職選挙法についても「これからはマスコミにバイアスをかけられない『俺(おれ)メディア』の時代。若い人のためにも改正したい」と述べた。

 これは是非とも頑張ってほしい。真実は本人と関係者だけしか知らないことだろうが、この産経新聞の記事もホリエモン発言にバイアスをかけているかもしれない。(笑) ついでながら、無所属では政見放送ができないが「俺(おれ)メディア」の時代なんだから、いっそのこと公示日前にホームページを開設して“政見放送”でもしたらどうかね。民主党ホームページでも岡田さんが動画でマニフェストの説明をしているくらいだから。「私の政見について詳しくは○○でネット検索して動画の演説を見てくださ~い!」って選挙カーから連呼していれば、最先端の選挙運動になるぞ。

 ところで、《ホリエモン拉致問題を語る》(ぼやきくっくり 2005年8月23日)を見ると、「拉致問題については太陽政策で」などと言っているそうだが、彼は基本的に商人なのだから八方美人の発言が当たり前だろう。彼は朝鮮メディアも共産党メディアも平気で流して、「あとは読者の自己判断で」と突き放すのだから、具体的な結果については関心がないらしい。問題は、彼が内心でどれだけ北朝鮮を理解しているかである。ホリエモンは「民間ベースでやれるような・・・」などと寝ぼけたことを言っているが、そもそも経済交流できるような“民間”など北朝鮮にはないだろう。日本で言う“民間”のレベルは軍の統制下にあり、いわゆる庶民はすべて使用人か奴隷のようなもの、すなわち取引の主体として法的に認められていない日本の戦前の女子のようなものであろう。拉致問題や対北朝鮮外交は、32歳の青年には少しばかり荷が重い質問である。

 派閥力学しか目に入らない年寄り議員よりもマシという意味で、また、いくら勝手なことをやろうと反抗しても政治はたった一人では動かないという意味で、私はホリエモンを応援することにしたい。ホリエモンが自民党から悪党扱いされるのは、彼がいろいろなものを投影されてしまうほど“中身がない”ことによるからだと思われる。たとえば、ホリエモンに対する「金があればなんでもいいのか」という森元首相の発言は、むしろ森氏自身の無意識的態度をホリエモンのなかに見てしまったことによるのである。まあ、ホリエモンにはこれから日本文化についてしっかり勉強してもらいたいところだ。

 ちょっとホリエモンを買いかぶりすぎかなあと思いつつ、彼の若さと可能性に免じて私はむしろ彼を擁護し応援してしまうのである。政治家になるんだったら政治の文脈で言葉を選んで話さなければならないのに、彼はストレートに自分の企業人的な文脈で話してしまっている。そこがまた初々しくていいのだが、もし当選したなら優れた先輩議員から政治的視点を学ぶことが必要だろう。

 
 
 
 
 

 〔オマケ〕
 
 「ホリエモン」という愛称もまだ十分には認知されていなくて、年配の人から「ドラえもん、頑張れ」と声をかけられたりするのだそうだ。(→《ホリエモン有効?、衆院選の愛称投票に注目…広島6区》2005年08月25日 読売新聞) こういう愛称は選挙活動に便利だよなあ、と思ったりする。たとえば、選挙演説のたびに「えーと、私は最近おなかがちょっと出始めましたが“ドラえもん”じゃなくて“ホリエモン”ですから。」と笑いをとって覚えてもらえるからである。そうだ! 大山のぶ代に応援に来てもらって「僕ドラえもん、彼ホリエモン」と言ってもらったらきっと人が集まるぞ。(笑) ついでに、「僕がもっているのはどこでもドア、彼がもっているのはライブドア!」とかね。(大笑) それじゃσ(^^)和空の場合はどんな愛称になるのかな? 私は選挙には出ませんから、考えるだけ無駄ですな。(^^ゞ

 
 
 
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【2005/08/26 23:14】 政治 | トラックバック(4) | コメント(1) |

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【2005/08/28 06:58】 | #[ 編集]

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