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読書メモ:竹田恒泰『語られなかった 皇族たちの真実』


 書評のような他者に向けたものではないが、とりあえず読んで参考になったところなどを自分の備忘録として書いておく。これから読んでみようかと思っている人の参考にもなるだろう。竹田さん、引用量が多くて m(_ _)m。

 著者の竹田恒泰たけだつねやす氏は、昭和50年生まれ。旧皇族・竹田家に生まれる。慶応義塾大学法学部法律学科卒。財団法人ロングステイ財団専務理事。孝明天皇の研究に従事。明治天皇の玄孫にあたる。

 

 序章「竹田家に生まれて」は、著者のプロフィールのようなもので、海外旅行の話などはなかなかスリリングでおもしろかった。皇族と比較すれば一般国民と同じような教育を受けてきたと思われるが、決して庶民的な環境で育ったわけではなく、どちらかというと質素な上流家庭ち育ったという感じがする。小さい頃は(といっても昭和50年生まれなのだから比較的最近)徳仁(現皇太子)親王殿下や文仁(現秋篠宮)親王殿下や清子内親王殿下に遊んでもらったり、なんと美智子妃殿下(当時)のお膝にしがみついて大泣きしたとかヾ(^^)オイオイ、ちゃんと親戚付き合いしてるじゃないか。

 

 第一章「万世一系の危機」は、傍系継承についての歴史的解説である。武烈天皇→継体天皇、称光天皇→後花園天皇、後桃園天皇→光格天皇の事例で、これは有名なので知っている人も多いだろう。

 ちょっとメモしておこうと思ったのが、親王宣下の始まりと、それが世襲親王家制度につながっていくという筋道。

 天平宝子てんぴょうほうじ2年(758年)に淳仁天皇が皇孫から即位したことにより、翌年にみことのりして淳仁天皇の兄弟姉妹を親王にしたことがあった。これが親王宣下の始まりであると考えられている。続けて宝亀ほうき元年(770年)に光仁天皇が同じく皇孫から即位したときも、天皇の兄弟姉妹、そして皇子女を親王とした。その後親王宣下が慣例となり、本来親王となるべき皇子なども親王宣下を受けて初めて正式な親王になることができるようになった。一方、皇孫以下であっても親王宣下を受けることで親王になる道が開かれ、やがてそれが進んで世襲親王家の制度を成立させるに至った。(p.59)
 

 そして、臣籍降下と皇族復帰について。

 いったん皇族の身分を離れ臣籍に下ったものの、再び皇族に復帰して天皇となった例が一方ある。第五十九代宇多天皇である。光孝天皇の第七皇子として誕生した定省さだみ親王は源氏の姓を賜わって臣下に降り、源定省みなもとのさだみと称した。しかし、仁和3年(887年)に光孝天皇が発病すると、再び親王に復帰させられ、皇太子となり、間もなく光孝天皇の崩御に伴って即位した。宇多天皇は約10間在位した後、寛平かんぴょう9年(897年) に譲位し、昌泰2年(899年)仁和寺で出家して初の法皇となった。
 宇多天皇は関白藤原基経もとつねと対立して藤原氏に強い不信感を持ったが、基経が没した後は親政を実施した。天皇の推し進めた綱紀粛正、民政の活性化などの政治改革は、後に「寛平の治」と呼ばれて高く評価されることになる。菅原道真すがわらのみちざねを重く用いたこともよく知られている。
 宇多天皇のように皇族の身分を離れて姓を賜わることを「臣籍降下」、もしくは「賜姓しせい降下」という。諸王が賜姓降下した早い例は、天平てんぴょう8年(736年)に敏達天皇の玄孫(四世王) 葛城王らの例に見ることができ、また皇子が賜姓降下したのは、延暦6年(787年)に桓武天皇皇子の岡成おかなりに長岡朝臣を、また光仁天皇皇子の諸勝もろかつ広根朝臣ひろねあそんを賜わったのが最初の例である。その後、嵯峨天皇の皇子女八方が、源朝臣みなもとのあそんの姓を賜わり相次いで臣籍に降ったのが賜姓源氏の初例となり、文徳天皇・清和天皇・陽成天皇・光孝天皇・宇多天皇・醍醐天皇の皇子女に及んだ。賜姓降下した清和天皇の皇子孫の清和源氏や、桓武天皇の皇子孫の桓武平氏などはよく知られている。(p.63)

 昔は女性皇族は結婚相手が制限されていたという点も、現代の皇位継承を考えるうえで忘れてはならない。皇親はそれなりの身分の人と結婚するのが前提条件だった。その意味では、女性皇族が結婚後も皇籍に留まれるように皇室典範を改正するというのなら、皇統に属する男系男子というような条件が付いて当然だろう。

皇族の身分を離れることは、女性皇族にとっては大きな意味があった。なぜなら、本来女性皇族は結婚相手が厳しく制限され、臣下に嫁ぐことは簡単に認められることではなかったからだ。特に令制では、皇親が臣下に嫁ぐことは禁止され、例外的に五世王との婚姻だけが許されてきた。延暦12年(793年)の詔で、現任大臣と良家の子もしくは孫は三世、四世の女王との結婚を許され、藤原氏は二世の女王との結婚を許されるようになったが、それでも厳しい枠がはめられていたことに変わりはなかった。そこで、女性皇族が皇族の身分を離れる道が開かれたことにより、臣下に嫁ぐ例が相次いだ。(p.64)
 

 第二章「戦争と皇族」では、昭和天皇や皇族方が戦争を回避しようと努力したことが述べられている。高松宮などの避戦論を中心においているので、東條英機が少々悪者扱いされている。他方、東久邇宮の進言からは、当時の日本はむしろ開戦やむなしの国際状況だったのだろうという想像もつく。ハル・ノートで一歩譲ったら、そのまま潰れるという感じも分からぬではない。

 ポツダム宣言受諾の御聖断については、多くの人が知っていよう。しかし、あえて引用しておく。

東京大空襲と広島・長崎への原爆投下。さらにソ連の宣戦布告を受けて、日本の敗北はいよいよ決定的となった。政府首脳の間では、一億玉砕を前提とし、もし降伏するならば国体を護持するために自主的武装解除などの条件を付けるべきだとする阿南惟幾あなみこれちか陸軍大臣らと、無条件   (以上p.132)
 
降伏以外では交渉の決裂は免れないとする東郷茂徳とうごうしげのり外務大臣らが対立。閣議も深夜に及んだが、決着に至らなかった。鈴木首相は午後10時過ぎに閣議を打ち切り、最後の選択は、最高戦争指導会議の御前会議で決することになった。
 昭和20年8月10日午前零時3分から御文庫附属室にて、天皇親臨の下、御前会議が開かれた。御前に集まったのは鈴木貫太郎かんたろう首相、東郷外相、阿南陸相、豊田副武とよたそえむ軍令部総長、平沼騏一郎ひらぬまきいちろう枢密院議長の七名。米内光政よないみつまさ海軍大臣、梅津美治郎うめづよしじろう参謀総長、やはり玉砕か和平かで議論が対立したが、それぞれ三対三の両論対等となった。議長の鈴木首相は、議長の一票で決めるべきであるが、あまりにも重大で、自分の一票で決めることはできないとし、全く前例のないことであるけれども、天皇の御聖断を仰ぐほかないと決意。ついに外相案の、「皇室・天皇統治大権の確認」のみを条件とし、ポツダム宣言を受諾する旨が聖断により決定した。   (以上p.133)

なぜ引用したかというと、「おい、これ、ひょっとして議長の鈴木首相の責任回避じゃないか?」と思ったから。いつの時代もトップは決断できないんだなあ、というか、「赤信号みんなで渡ればこわくない」みたいな多数決至上主義で政治を行ない、総員責任回避の態勢にあるんだなあと思ったからである。当時は日本の最高責任者は天皇だったわけだが、現代ではどうなのだろう。首相や衆議院議長は責任をとるのだろうか? 数年でやめることになる彼らは、そもそも責任をとれるのだろうか?

 

 第三章「終戦と皇族」では、戦闘をやめるようにという陛下のご命令を伝えるために最前線に出掛けていったことなどが書かれている。「敗戦国の武装解除が無血で完了したことは、人類史上極めて異例なことであり、その上で皇族たちは絶大な役割を担ったことになる。」(p.153)という評価は正当だろう。

 ここでちょっと私見を述べる。天皇の権威によって軍の戦闘を止めることができたことになるのだが、もしも天皇が存在しなかったらどうだろうか。そもそもあの戦争は軍部のテロと軍部大臣辞任の脅しによって内閣が軍部に引きずられていたために起きたのだから、たとえ内閣が宣戦布告を拒否したり、終戦を決断したとしても、軍部はクーデターを起こして軍事政権を成立させて気が済むまで戦闘を続けていただろうと思われる。したがって、天皇が存在しない日本では、もっと悲惨な結果になっていたと思われる。そもそも日本国がなくなっていたかもしれない。

 

 第四章「占領下の皇族」では、皇籍離脱のことなどが書かれている。長めになるが引用しよう。

 教育基本法の制定過程などと同じく、皇族の臣籍降下に関しても、総司令部はあたかも日本側が自主的に改革しているかのような体裁を取らせつつ、実はその後ろで、皇室財政を逼迫させるなどで臣籍降下への圧力をかけていた。総司令部の日本占領政策は極めて巧妙だった。
 加藤次官が皇太后に現況を報告して間もなくの昭和21年5月28日と同31日、皇族情報懇談会という会議が開かれ、宮内省首脳部から皇族に対し、特権剥奪や皇室典範改正の件などについて説明があった。加藤がこれらを説明したのだが、その説明について不快感を顕にした皇族が多かった。閑院宮は次のように記している。「宮内当局の態度は甚だ煮えきらず、また皇室および皇族に関する重要事項を、あらかじめ皇族にはかることなく、一方的に独断的に決めてしまい、事後報告的に説明するという態度であったので、各皇族とも激越にこれを難詰した。たしかにこの日の加藤次官の態度は、不誠実きわまるものであった」
 閑院宮は同年9月頃に宮内省は皇族の大半を臣籍降下させる方針を固めたとも記している。
●重臣会議の議論
 ここで宮内官僚を中心に議論になったのは、十四ある宮家のうち、どの宮家を残し、どの宮家を臣籍降下させるかということだった。天皇との血縁の濃さを基準に決めることになっ   (以上p.196)
 
たものの、さまざまな意見が出た。
 宮内官僚は三直宮だけを残す方針を固めていた。しかし、牧野伸顕まきののぶあき伯爵〔明治の元勲、大久保利通の次男で元宮内大臣、吉田茂元首相の義父〕らは、香淳皇后の出身家である久邇宮だけは直宮の扱いにすべきこと、また明治天皇の内親王たちが嫁いだ四宮家(朝香宮、東久邇宮、北白川宮、竹田宮) も残すように異論を唱えた。しかし、最終的には宮内官僚の考えどおり、三直宮家を除く十一宮家が臣籍降下することに決せられる。
 重臣会議で鈴木貫太郎元首相が「今日、皇族の方々が臣籍に下られることがやむを得ないことはわかったが、しかし皇統が絶えることになったならどうであろうか」と質問したところ、加藤次官は「かつての皇族の中に社会的に尊敬される人がおり、それを国民が認めるならその人が皇位についてはどうでしょうか。しかし、適任の方がおられなければ、それは天が皇室を不要と判断されるのでしょう」と、いったん臣籍に降った「かつての皇族」が将来皇位に就く道が残されていることを述べた。そして加藤次官は、臣籍に降る皇族について「万が一にも皇位を継ぐべきときがくるかもしれないとの御自覚の下で身をお慎みになっていただきたい」と意見を述べ、鈴木はその考えに納得した。
加藤次官は、まさか本当に60年後になって「万が一」が現実のものとなり、皇統断絶の危機が議論されることになろうとは考えていなかったのではあるまいか。しかし、もし皇位継承者が不在となった場合は、皇籍を離れた元皇族が皇族に復帰し、皇位を継ぐべきであるとの意見   (以上p.197)
 
が交わされた上で、十一宮家の臣籍降下を断行することにしたのである。   (以上p.198)

 なんと、宮内庁(宮内省)は終戦直後から獅子身中の虫だったのかい。このような状況で皇籍離脱が鈴木首相によって決定されたのなら、皇統断絶の危機にあっては旧皇族の復帰こそが最初に試みられるべきことであろうに。  皇族でないものが皇族になるのは国民感情が納得しないなどというが、旧皇族は、GHQの圧力によって皇族の身分を無理やり剥奪された存在であり、その他の一般国民とは違う特別な家系であると見なされるべきであろう。

 

 終章「雲の上、雲の下」は戦後の旧宮家の歴史だが、そのうちの「巻末資料」からも、ちょっとだけ引用。

【北白川宮】……第二代の能久親王は、戊辰戦争のとき奥羽越列藩同盟に担がれ「東武皇帝」とされた。日光宮を名乗ったが、のちに新政府に許されて伏見宮に復帰し、明治5年に北白川宮を継いだ。(p.244)

 このあたりは時々2ちゃんねるで話題になるが、ほとんど隠蔽された歴史で、知る人はごくわずかだと思われる。正式な天皇とは言えないとか色々と反論もあろうが、ほとんど天皇として担ぎ上げられるほど由緒正しい家柄であったことは確かである。

 全体としてみると、なかなか面白い読み物であった。参考文献の量も非常に多く、なかなかよく勉強して書いているんだなあと感心した。いわゆる学者の本ではないから批判的な吟味をしているわけではないが、それでも(旧)皇族の末裔として素直に自分の先祖たちの歴史を見ているような感じがした。ひねくれた批判的評価よりも素直な記述のほうがどれほど歴史認識の役に立つか、そんなことを考えた。

 
 
 
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【2006/02/19 23:05】 皇室 | トラックバック(5) | コメント(2) |

NHK世論調査にみる一知半解の「女系天皇」容認派 ~皇位継承を考える(14)~

 皇位継承で女系も容認するという国民が多数であるが、その中身はあやしい。まず、2006年2月13日のNHKの世論調査を分析すると、女系の意味を「ある程度知っている」つもりの約半数の国民が女系を容認していると想像される。そして、ほとんど何も知らずに女性を容認している人と合わせると女性・女系容認は6~7割になる。また、建国記念日の集会の参加人数をみると、天皇制廃止派は男系維持派の5~10%くらい、女系維持(推進)派は実体としてはほとんど存在しないことがわかる。

 
 

NHK世論調査にみる一知半解の「女系天皇」容認

内閣支持率 7ポイント下がる(NHKニュース 2006年02月13日 18:57)》

NHKは、今月10日からの3日間、全国の20歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDDという方法で、世論調査を行いました。調査の対象になったのは1674人で、このうち61%にあたる1019人から回答を得ました。……
皇室典範の改正をめぐる議論に関連して、女性が皇位を継承することに賛成か反対か尋ねたところ、賛成が71%に対し、反対は13%でした。女性天皇の子どもが皇位を継承する「女系」天皇について、意味を知っているかどうか聞いたところ、「よく知っている」が15%、「ある程度知っている」が51%、「あまり知らない」が24%、「まったく知らない」が7%でした。また、「よく知っている」「ある程度知っている」と答えた人に、「女系」の天皇を認めることに賛成か反対か質問したところ、賛成が71%、反対が18%でした。さらに、皇位の安定的な継承のため、女性やその子どもの女系にも皇位の継承を認める皇室典範の改正案づくりを政府が進めていることについて、秋篠宮妃の紀子さまが第3子を懐妊されたことを受けて、どう考えるか尋ねたところ、「今の国会に提出して早く成立させるべきだ」が9%、「今の国会にこだわらず、時間をかけて議論すべきだ」が81%、「今後ずっと提出すべきではない」が5%となっています。

 最初テレビでみたときは、なんじゃこりゃと思ったが、やはり「ある程度知っている」と答えても実際には女系になると将来どうなるのかまで考えていない人がほとんどだからこういう結果が出たのだろうと思う。簡単に言えば、よく知っている人ならばほとんど女系には反対し、知っているつもりの人は安易に女系を容認してしまうのである。おそらく女系を容認する人は、女系の意味に無知な人か一知半解の人がほとんどである。以下、少し詳しく分析してみよう。

わかりやすく世論調査の結果を表記すると、
 女性天皇を容認 71%
 女性天皇に反対 13%(一旦、男系男子堅持派と見なす)
 無回答その他  16%


女系の意味を
 よく知っている   15%
 ある程度知っている 51%
 あまり知らない   24%
 まったく知らない   7%
 認識度無回答     3%

である。

 女系容認は調べていないらしいが、これまでの世論調査から女系後継者容認は女性天皇容認の88%くらいだろう。また、女系の意味に無回答の人々は「まったく知らない」と同じと見なせるので、女性天皇に賛成・反対の質問で「無回答その他」だった人々のうち10%は女系の意味を「まったく知らない」人だったと仮定できる。したがって、なんらかの知識をもってその他の立場にある人を6%と仮定できる。したがって
 女系容認派   62%
 男系女子容認派  9%
 男系男子堅持派 13%(-4%)
 その他の立場   6%(+4%)
 完全無回答   10%

と見なしておきたい。

 ちなみに、これまでの世論調査の平均では、男系女子容認派も男系男子堅持派も9%くらいである。質問が「女性天皇に賛成か反対か」だったので、この13%の中には、天皇制反対だから女性天皇にも反対という人も含まれている可能性もある。しかしそうやって嵩上げした10%の「その他の立場」の人々が全て天皇制廃止派かどうかはわからない。その他の意見の中には、「皇室のご意思のままに」という人もいるはずだからである。その意味では、天皇制廃止派は4%かもしれない。

 さて、無知ゆえに完全無回答の人を除外して、「あまり知らない」群を各派から比率に応じて差し引いてみよう。各派から「(あまり知らない)÷(よく知っている+ある程度知っている+あまり知らない)」(27%)をひくと、
女系容認派   45%
男系女子容認派  7%
男系男子堅持派  9%(-2%)
その他の立場   4%(+3%)

 
以上は、女系の意味を「よく知っている+ある程度知っている」各派の割合が国民全体の何%くらいかを示している。ところが、女系の意味を「よく知っている」人は全体の15%なのに、男系維持派は16%(-2%)いる。女系の意味をよく知っていれば女系容認には慎重になるはずだし、また、よく知っていて天皇制廃止などその他の立場にいる人も存在するだろう。ということは、女系容認派では女系の意味を「よく知っている」人は皆無に近いと言えるのではなかろうか。

 そこで、私のだいたいの推定も交えて「よく知っている(熟知)」「ある程度知っている(半解)」「あまり知らない(無知)」で各派を整理してみると、

熟知 半解 無知 完全無知
女系容認 0 45 17
男系女子 6 1 1
男系男子 8(-2) 1 4
その他 1(+1) 3(+2) 2
無回答 10
単位は%

というような比率構成になっているのではなかろうか。

 男系維持派が伝統の意味をよく知っていて女系に反対しているようなのに対して、女系容認派は「これも時代の流れだ」と見なして伝統については軽く考えているようなので、ほとんどが「ある程度知っている」群だろう。このNHK世論調査は、あまり深く考えもせずに「愛子さまの子供が天皇になってもべつにいいんじゃないか?」と思っている国民が半数以上である、ということを示していると思われる。

 女系の意味を「ある程度知っている」が「どの程度知っている」のか明らかにすべきであろう。まさか「愛子さまの子供が天皇になること」と答えるだけで「ある程度知っている」にカウントされるのではあるまいな。実際にはそのようにカウントしているように思える。だが、それだけでは認識不足である。その論理的結末までしっかり考えて判断しなければならない。だから私としては、皇位継承問題は「よく知っている」人々が判断すべき問題であると思う。

 私は最近、国民の大多数は「皇室に男子が生まれれば男子継承でもいいし、女子しか生まれないのなら女子継承でもいい」「そこに存在している人が天皇になればいいじゃないか」と思っているのではなかろうか、と考えはじめている。それは、男子が生まれない状況になってからは世論調査で「天皇は男子にかぎる」派が激減したことからもわかる。「男子がいるなら男子にかぎるが、男子がいなければ女子でもいい」と思っているのである。結局は、国民の大部分に知識もないから自ら主張すべき立場もない、という状況なのではなかろうか。あくまでも女性・女系を“容認”であって“推進”しましょうという立場では全然ない。女系に“賛成”という表現だと、女系推進派のように見えてしまうので、あまりいい表現ではない。そのような意味で、旧宮家を皇籍復帰させて男系男子を守りたいと皇室が明言すれば、女系容認派は「べつにそれでもいいんじゃないの」と言うかもしれない。世論は質問の仕方でどうにでも変わってしまう可能性がある、という点は見逃してほしくない。

 
 

建国記念日集会にみる男系維持と天皇制廃止の比率

建国記念の日、奉祝派と反対派それぞれが集会(朝日新聞 2006年 2月11日19:00)》

 建国記念の日の11日、首相の靖国神社参拝や「愛国心」の強調によるアジア諸国との摩擦や象徴天皇制のあり方などをテーマに、奉祝派と反対派がそれぞれ各地で集会やデモなどをした。
 
 神社本庁、日本会議などでつくる「日本の建国を祝う会」は、東京・明治神宮会館で奉祝式典を開き、約1500人が集った。式典で会は、女性・女系天皇を認める皇室典範改正案について「皇位継承制度の根本的な改変。我々は断じて見過ごすことはできない」とし、「万世一系の皇統を守り抜くため、政府による拙速な皇室典範改正案の国会上程に断固反対する」などと決議した。
 
 旧総評系労組を中心とした平和フォーラム(共同代表、江橋崇・法政大教授ら)は東京の自治労会館で集会を開き、約300人が参加、憲法や教育基本法が「愛国心を強要する方向で改悪されようとしている」と危機感をあらわにした。
 
 一方、「戦前の紀元節復活」に反対する市民グループなどが主催して、「女性・女系天皇を容認する皇室典範改正ではなく、天皇制の廃止を」と訴える集会も同日、東京で開かれ、約150人がデモ行進した。

 《ネット投票》では、男系男子派・男系女子容認派・天皇制廃止派・女系推進派が、ほぼ20:10:2:1である。女系容認(推進)派は、結局は仮面をかぶった天皇制廃止派だし、男系女子容認派も男系維持派の一部だから、結局は男系維持派と天皇制廃止派は10:1の比率であり、上記の「日本の建国を祝う会」と「女性・女系天皇を容認する皇室典範改正ではなく、天皇制の廃止を」の参加人数の比率とほぼ同じと言える。「女系容認の法案を」という形で集会をしないところが、じつは女系容認の声が天皇制廃止派の陽動作戦であることを物語っている。女系容認の法案が出されるということで、国民の大多数は「どうでもいい」から女系容認しているだけであって、女系推進派は実体としては存在しない。

ついでに、
建国記念行事も奉祝ムード一色…紀子さまご懐妊受けて(サンスポ 2006年2月12日)》

建国記念の日の11日、全国で催された記念行事は、紀子さまご懐妊を受けて奉祝ムードに包まれた。東京・明治神宮会館では、神社本庁や日本会議などの「日本の建国を祝う会」(会長・小田村四郎前拓殖大総長)が「建国記念の日奉祝中央式典」を開き、山谷えり子内閣府政務官ら約1500人が参加。小田村会長は「ご懐妊は全国民待望のご慶事。皇室典範は皇室の家法であり、改正するなら皇族のご意見をうかがって慎重に行うべきだ」と強調。「女系天皇」まで容認する有識者会議報告を「断じて見過ごすことはできない」とする小泉純一郎首相あての決議を採択した。
 
式典を前に青山通りや表参道をみこしやブラスバンド、幼稚園児の鼓笛隊がパレード=写真(撮影・寺河内美奈)。沿道からの飛び入り参加も含め過去最多の約3500人が練り歩いた。
ということだから、「日本の建国を祝う会」の勢力は実質二倍ということになろう。かりに女系推進派が天皇制廃止派と一線を画している勢力だとしても、デモ(&パレード)人数で比較すれば、男系維持派と天皇制廃止派は、ネット投票の調査とほぼ同じであると言えよう。

 女系容認の法案が提出される予定という状況バイアスがかかっていないかぎり、かりに天皇制廃止派が国民の5%だったら、男系維持派は50%くらいはいるだろうと思われる。私の想像では、現実には天皇制廃止派3%、男系維持派は30%というところなんだろうとは思うが。

 
 
 
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紀子妃殿下ご懐妊に思う ~皇位継承を考える(13)~

 あいかわらず出遅れだが、やはりこのご慶事にはコメントしておこう。

 紀子妃殿下ご懐妊のニュースは、かなり早く伝わったようである。診察が午前で判明したのが2時。ほとんど同時に速報が流れたようである。秋篠宮殿下に伝わるよりも早かったそうである。

 これは宮内庁の情報管理の甘さか。いや、そもそも宮内庁が皇室・皇族から信用されていないのではなかろうか。どうせ羽毛田長官は女系にしたくてしょうがないんだろうから、あらゆる手段を使って両妃殿下にお子さまが生まれないように画策するのではないかとさえ思えてくる。単に「ご懐妊」とだけ発表すればいいのに、「ご懐妊の“兆候”」などともって回ったような言い方をすること自体が、いかにもご懐妊を正式に認めたくないという態度である。9時から記者会見ということだったのでNHKニュースを見ていたのだが放送はなく、10時過ぎになってから宮内庁の発表があったというコメントがニュースで流れた。会見放送ができないくらい宮内庁ではガタガタしていたんだろう。次の内閣では最初に宮内庁トップの総入れ替え(少なくとも羽毛田長官と風岡次長の更迭)が必要ではないか。いや、いますぐにでも入れ替えてほしいくらいだ。

 このニュースはNHKが最初に報道したようだが、この場合はどうなのだろう。必要以上に騒がなければ速報しても構わないニュースだったかもしれない。重要なのはこれからの報道姿勢と、国民の対応である。あまりにも騒ぎすぎると紀子妃殿下のお身体に障るかもしれないから、ご公務は控えていただいたほうがよいのではなかろうか。むしろときどき気分転換でご公務として外出してもらうくらいがいいのではなかろうか?

と思っていたら、《群馬スキー国体、紀子さま欠席へ(読売新聞)

 宮内庁は10日、第3子を懐妊した秋篠宮妃紀子さまが、18日から20日までの日程で予定していた群馬県訪問を取りやめられると発表した。紀子さまは秋篠宮さまと一緒に、同県で開かれる第61回国体冬季大会スキー競技会の開会式に出席し、競技観戦される予定だったが、「寒さの中で長時間の屋外観戦は控えた方が良い」と医師が判断した。秋篠宮さまお一人で訪問される。 [読売新聞社:2006年02月10日 18時26分]
まあ、二月・三月はお風邪など召しませぬよう、くれぐれもご注意くださいませ。

 

 さて、このタイミングでのご懐妊は、秋篠宮殿下が狙ってやっていたのだろうと思う。おそらく12月に女系容認の方向性がはっきり見えてきたところで、秋篠宮殿下は危機感を抱いていたのではなかろうか。いつから“作戦行動”を開始したかは知らないが、おそらく年始あたりに妊娠したのであり、2月の始め頃にくるはずだった生理が来ないので、一週間たった時点で妊娠か単なる生理の遅れかを確認しに行ったのだろう。・・・と思っていたら、

紀子さまご懐妊、宮内庁が正式発表 第3子、9月末に(朝日新聞 2006年02月07日21時58分)》

数日前に紀子さまがご自身で妊娠検査の試薬で懐妊を示す陽性を確認。7日午前、東京都港区の愛育病院の医師が東京・元赤坂の宮邸を訪れ、超音波検査をした結果、胎児の心拍が確認された。

なかなか段取りがよさそうで、計画的な行為だったと思われる。私も歌会始の秋篠宮ご夫妻の歌から、「すでに授かっているのか?」と想像したし、だからマスコミが張り込んでいたとしてもおかしくはない。NHKがすっぱ抜いたというのは、やはり日本の伝統などに関してもよく取材をしているだけあると褒めてやりたい。NHKは黒田ご夫妻の結婚式でヘリコプターを飛ばすとか、少々やりすぎのところがあるけれど。

 そういうことだから、取材なんかで「この時期の妊娠は皇室のご意思か?」などという質問にあわないように、女系にしたくてしょうがない羽毛田長官には、紀子妃殿下にはできるだけ公務を控えられるようお願いすることをお薦めしたい。まあ、いくらマスコミが質問しても、「子供は授かり物ですから・・・」と逃げられるだけだろうが。でも、必要と判断すれば答えちゃうだろうね。「私達は男の子に皇位を継がせたい」とね。本人たちがそう思っているんなら、べつに文句は言えまい。子供を作るのは彼らの勝手だ。自分たちが男の子を生んで直系で継がせたいというのは、ごく自然な発想だ。昔は弟とその子孫が皇位をついだことはざらにあったし、何の文句があろうか。

 だいたい三代続いた家業を潰すだけでも家長は死ぬほど悩むのがふつうだ。それなのに125代も続いているものを自分の代で潰すなんて絶対に嫌だろう、というより死んでも死に切れないだろう。少しでも天皇について知っている人々にとっては、女系後継者が天皇なんかではないことは明白である。まして皇族方がそれをわからないはずがない。兄貴のところが男子を生まないのなら、こっちが生まないと自分まで責められかねないと思ったかもしれない。まあ、兄弟仲が悪いとも思えないので、兄貴がダメそうならこっちでなんとかしようという気になったのだろうとは思うが。

 あまり大きなニュースにはならないようだが、皇后陛下もめまいの症状で体調が悪かったとか。新聞ではもう大丈夫とお答えになっていたようだが、それも秋篠宮に男子が生まれる可能性が出てきて皇室典範改定案の国会提出が先送りになったから症状が治まったのだと言える。そりゃあ、自分の息子たちが男子を生めないで天皇の歴史が終わるとなったら、それは心配で心配で仕方がないだろう。不安が高じてめまいという身体症状になったと考えられる。旧宮家の皇籍復帰によって万世一系が保てるのならば、皇后陛下も個人的にはがっかりだろうが罪悪感まで感じる必要はない。しかし、自分の息子たちが天皇の歴史を終わらせてしまうとなると、母親としては過剰に責任を感じてしまうのは自然である。

 天皇陛下も同じであろう。皇祖皇宗に対してどんな顔向けができるのか、本当に可哀相である。今上天皇陛下は、女系容認の新皇室典範に御名をサインし御璽を押印して、死ぬほどの心の痛みを受ける。そして、皇太子ご夫妻と愛子内親王殿下と秋篠宮ご夫妻にも同様に苦しみを与える状況を作ってしまう。それよりも、旧宮家の皇籍復帰で国民が少しだけ違和感に耐えるほうがいいに決まっている。国民はもっと皇室のご心情を察するべきである。

 どうせ今生きて盛んに議論している日本人の半分は、皇太子の次の世代の天皇を見ることはないだろうし、若い日本人は、旧宮家が皇籍復帰した後に皇族として生まれ育つ世代を、それなりに受容するだろう。私は、両妃殿下に関しては民間人から皇族になったという認識が強いが、皇后陛下に関しては、私が生まれる前から皇族だったわけで、正田美智子という感覚は少ない。自分が生まれたときからその人が皇族ならば、感覚的には皇族として違和感はないのである。だが、それが皇統に属さない民間人男性ということであれば、観念的にも感覚的にも絶対に伝統的な天皇としては受け容れられないだろう。現代に生きる人々が、万世一系の天皇の歴史を維持するために多少の違和感を我慢していれば済むことである。

 もし秋篠宮家に男子が生まれたとしたら、東宮との間で勢力争いが起こるだろうなどと心配している人もいる。杞憂ではなかろうか。粛々と徳仁皇太子殿下から秋篠宮殿下へ、そして秋篠宮のお子さまへと皇位を継いでいけばいいことであるし、敬宮さまも自分が天皇になって男系が途切れる危険な橋を渡らなくてすむのだから、かえって安心だろう。兄が家を継ぐか弟が家を継ぐかなどという庶民のドロドロの愛憎劇を皇室に投影する必要はないと思う。かの生真面目で常識人の皇太子殿下は、他家に皇位を奪われてしまうよりは弟の家系に継いでもらったほうが安泰だと思うのではなかろうか。

 皇太子殿下も自分のところに男子が生まれないのだから、その責任は自覚しておられるだろう。秋篠宮家に男子が誕生するならばそちらに皇統を継いでもらうというのは自明のことと考えておられるだろうし、それを曲げてでもわが娘(の子孫)に継がせたいとは思っていないはずである。そう思っていたらよほど歴史に無関心な皇太子殿下ということになるが、徳仁皇太子殿下は歴史がお好きだったのだ。皇位が男系で受け継がれてきたことは百も承知である。もし、どうしても我が子に継がせたいと思うのなら、今からでも子作りに励むことだろう。まあ、秋篠宮家に皇位が継承されていくのが嫌だと言っている国民が散見されるわけだから、雅子妃殿下も大変だとは思うが、天皇制を維持するためには東宮家にも頑張ってもらわねばならないのかもしれない。個人的には、秋篠宮家でうまく男系の皇位継承ができていけば問題ないとは思っているのだが。

 ここまで書いたんだから、ついでに、ほとんど余計なお世話を書いてしまおう。(^^ゞ 雅子妃殿下は公務にはなかなか出られないようだが、愛子内親王殿下とは楽しく過ごせているようだから、社会的な葛藤にさらされなければおそらく体調は十分に整えられる。だから、皇太子殿下は、過度に雅子妃殿下に気遣いしようとはせずに、秋篠宮殿下のように子作りに突進したほうがいいのではなかろうか。徳仁殿下は生真面目に妃殿下をいたわるから、子作りに関しては裏目に出ているのではないかとも思うのである。もっとワイルドに、「昼のご公務はパスできても、夜のご公務はパスさせないゾ!」とか言って、やっちゃえ、やっちゃえ~! (x_x)☆☆☆\(-_-;)バシッ、バシッ、バシーン まあ、ご懐妊となれば「公務は控えます」という大義名分もたつわけだしね。(^^ゞ ・・・あ、ほんとに余計なお世話でした。スミマセン。m(_ _)m

 雅子妃殿下は、週刊誌やネットなどで盛んに悪口を言われて可哀相なので、そのうち応援記事を書こうと思っている。

 
 
 
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皇位継承を考える(2)男系維持の方策(その1)
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宮内庁の皇室潰し ~皇位継承を考える(6)~
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新たな有識者会議での再検討を求めたい! ~皇位継承を考える(8)~
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ネット投票から推定した世論 ~皇位継承を考える(10)~
朝日の世論調査は情報操作?! ~皇位継承を考える(11)~
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【2006/02/12 23:37】 皇室 | トラックバック(1) | コメント(0) |

国民世論は女系容認?(「皇位継承Q&A」第12号)

 政府はどうやら女系容認の皇室典範改定案を先送りするようですが、もちろん油断はなりません。もし紀子妃殿下に女子が生まれたならば、このままだと同じ法案を出してくるに決まっているからです。なんとしてでも政府に男系維持の法案を提出させるように働きかけるか、あるいは自民党か超党派で男系維持の法案を提出するように働きかけるかしなければならないでしょう。この問題は政争の具にはしないというのが共通認識で、おそらく全会一致でスムーズに成立するように努力するのでしょうから、これは持久戦になります。いかにして国民に男系維持の重要性を理解してもらうか。粘り強い啓蒙活動が必要になってくると思います。

 
 
 
 
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                     平成18年 2月 9日発行
    皇位継承Q&A
 
                 No.012 国民世論は女系容認?
 
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♂♂♂♂♂♂♂♂♂♂♂♂♀♂♂♂♂♂♂♂♀♂♂♂♂♂♂♂♂・・・
 
 
 紀子妃殿下ご懐妊のニュースが流れてから、慎重論を唱える議員も増えているようです。何もせずに懐妊するわけはないのですから、やはりこれは「女系は認められない」という皇室のご意思ではないかと思います。国会議員がやるべきことは、男系を維持しながら安定的に皇位継承ができる方法を求めて“知恵を絞ること”ではないでしょうか。皇室にご満足いただけるだけの知恵が出せないというのなら、いっそのこと皇位継承は皇室・皇族に完全にお任せするという皇室典範に改正してしまったほうがよいのではないかとさえ思います。皇位継承は第一に皇室の問題であり、国民はそれを天皇と認めるか認めないかの立場のはずです。皇室のご意向を無視して、国民が勝手に決めるべき問題ではありません。
 
 2月8日の朝日新聞によると、首相は世論についても「よく見極める必要がある」としているそうです。その“世論”がどこまで信じられるものなのか、今回はそれについて話を展開していきましょう。
 
 このメールマガジンは、天皇や皇位継承や日本の伝統について男系維持の立場からQ&A形式で解説します。そして、皇位継承に関するサイトや本の紹介などもしていきます。さて、一般の国民世論とは大きく異なって、ネット上では男系を維持すべきだという意見が大半です。そんなネット上でのホットな議論も紹介できたらと思っています。
 
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆ 皇位継承Q&A ◆
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 
Q.でも、国民の大部分が女性・女系天皇を容認しているのではありませんか?
 
A.世論調査の結果がどれだけ正しく報道されているのか疑わしいものです。
 
 まず、有識者会議の報告がでた直後の世論調査を見てみましょう。
 
 11月26・27日 朝日新聞
  女性容認78% 女系容認71% 男系維持17%
  長子優先47% 男子優先39%
 
 12月03・04日 共同通信
  女性容認75.3% 女系容認71.9% 男系維持16.1%
  長子優先43.3% 男子優先42.2%
 
 12月10・11日 産経新聞
  女性容認85% 女系容認71% 男系維持22% 
  長子優先54% 男子優先39%
 
 12月10・11日 読売新聞 
  女性賛成73% 女系容認60% 男系維持19%
  長子優先37% 男子優先41%
このように各新聞とも男系維持が2割程度で女系容認が6~7割程度という結果でした。
 
 しかし、このような調査の仕方が本当に正しかったのかも疑問です。北國新聞(2006年1月15日)によると、
 
 時事通信世論調査詳細
    
  女性・女系天皇を容認すべきだ          49.2%
  特にこだわりはなく、どういう継承でもかまわない 28.5%
  男系男子継承を維持                9.2%
  女性天皇はいいが、女系天皇は認めない       7.8%
 
ということだそうです。女性・女系容認と「どんな継承でも構わない」を合計して77.7%です。各新聞が発表している女系容認7割というのは、このような「どうでもいい」派が少なくとも2割は占めているということでしょう。そして、この女系・女系容認派のなかにも、積極的に推進すべきと考えている人々と、どういう継承でもかまわないから女性も女系も容認しますよと答えている人々がいると思われます。女系を強く求めている人は世論調査の数字よりずっと少ないでしょう。
 
 さらに言うならば、回答者には“女系”という意味がよく分かっていない人たちも多かったようです。
 
 日本テレビの世論調査(平成18年1月23日)
http://www.ntv.co.jp/yoron/200601_soku.html
によると、
[問14] 天皇制は、伝統として父方の天皇の血筋を継ぐ「男系」が維持されてきました。政府の有識者会議では、女性が天皇になるのみでなく、女性天皇の子どもが天皇になる「女系天皇」を認めています。 あなたは、「女性天皇」と「女系天皇」の違いについてご存知ですか、ご存知ではありませんか?
 (1) 知っている      36.7%
 (2) 知らない       53.2%
 (3) わからない、答えない 10.2%
という結果が出ています。なんと6割以上の回答者が、問われている意味を十分に理解せずに当てずっぽうに答えていることになります。このような状態での世論調査の結果に意味があるのか、非常に疑わしいと言えましょう。また、「知っている」と回答した人のなかでも、その意味、すなわち女系を認めた結果日本国はどうなるのかについて知っている人は少ないのではないかとも思います。
 
 日本テレビの世論調査では、国民世論は慎重な審議を求めています。これは、未だ紀子妃殿下ご懐妊が明らかになっていない段階でのものです。
[問15] 小泉内閣は、「女系天皇」を認める皇室典範の改正案を、いまの国会で成立させたい考えです。あなたは、改正案についてどうするべきだと思いますか?
 (1) 速やかに成立させるべきだ            23.1%
 (2) 今の国会にこだわらずに時間をかけて審議すべきだ 66.9%
 (3) 女系天皇を認める改正は必要ない         6.2%
 (4) わからない、答えない              3.8%
国民の7割近くが時間をかけて審議すべきだと考えているのですから、この法案は急いで成立させるべきものではないでしょう。
 
 女系容認の改正案への賛成は、徐々に少なくなってきています。日経世論調査(2006年2月6日)では、2005年11月の調査と比べて「賛成」は77%→63%、「反対」が6%→21%となっています。男系・女系などに関する知識が増えることによって、世論は徐々に代わってくると思われます。その意味でも、国民がよく分からないうちに拙速に成立させてはならないでしょう。
 
 
            ◇ ◆ ◇
 
 
 今度はネット言論を見てみましょう。まずはこのサイトを見てください。
 
 ネット投票:皇位継承あなたの意見は?
 http://www.to-hyo.net/enquete/vote.cgi/id/757/
  男系男子を堅持            2498票
  女性天皇を容認するが男系維持     1324票
  天皇制廃止               226票
  女系天皇(女帝の子が天皇になる)も容認 144票
  (2006年2月9日現在)
    
これは新聞の世論調査とぜんぜん違っていますね。だんだん総票数が増えていますが、比率はこれとほぼ同じで推移しています。また、これは私がブログ検索で見て回っている記事内容の比率ともほぼ同じです。すなわちネット言論では男系維持派が圧倒的に多いということです。
 
 なぜネット上では女系容認の人が極端に少ないのでしょうか。それは、ネット上での女系容認派が男女平等などの理由で積極的に女性天皇や女系天皇を認め推進しようとしているのに対して、新聞の世論調査における過半数の女系容認派は、「どうでもいい」から女系天皇でもいいと答えている人々が非常に多いからだと思われます。すなわち、「どうでもいい」派はせいぜいここで眺めるだけで投票することはないでしょうし、ほとんど無関心なのですから、そもそもこのサイトに来ることがありません。ここにやってくるのは、男系維持であれ女系推進であれ皇位継承に強い関心をもっている人々のみです。
 
 そして、皇位継承に強い関心をもっている人々は、ほとんどが男系維持派です。ごく一部の女系推進派を除いて、大多数の国民は無関心に近く、だから自分は女系でもかまわないと答えているというのが実情でしょう。そういう大多数の人々は、ひょっとしたら「旧宮家の人々を皇籍に復帰させて、40年後くらいに、すなわち皇太子殿下と秋篠宮殿下の後に天皇になってもらってもかまわない」というかもしれません。どのような法案が提出されるのか、またはこの大多数の無関心層をどのように括るかで、世論は正反対にでもなりうるわけです。だからこそ、慎重に審議されるべきでしょう。そして、慎重に審議すればするほど、やはり男系を維持すべきだという結果になるだろうと思います。
 
 ところで、世論調査において「女性・女系を容認すべきだ」と回答した人々のなかで、旧宮家に皇統に属する男系男子が存在するということを知っている人がどれだけいるのでしょうか。ひょっとして、このグループのうちの多くは、皇統は直系(現在の皇族)しか存在しないと思って、天皇制を存続させるためには女系もやむなしと考えているのではないでしょうか。何を隠そう私も去年の6月くらいまでは旧宮家の存在を知りませんでした。ですから、時事通信世論調査で「女性・女系天皇を容認すべきだ」と回答した49.2%のすべてが直系での女系容認以外は認めないと言っているわけでもなさそうです。
 
 1月末あたりから私のブログには「旧宮家」で検索してくる人が非常に多くなっています。一般のネット利用者のあいだでも、やっと旧宮家の存在を気にしはじめたという段階のようです。しかし上記のネット投票では、かなりの人が旧宮家の存在を知っているようです。また、男系・女系の違いも、一般国民よりはるかによく理解しているようです。
 
 あなたは旧皇族の皇籍復帰に賛成?反対?
 http://www.to-hyo.net/enquete/vote.cgi/id/828/
  賛成                  411票
  反対                   41票
  どちらでもない(旧宮家について知っている) 15票
  良く分らない(旧宮家について知らない)   5票
  (2006年2月9日現在)
 
 あなたは「女性」天皇と「女系」天皇の違いが分かりますか?
 http://www.to-hyo.net/enquete/vote.cgi/id/826/
  完璧に分かる 209票
  何となく分かる 27票
  全く分からない 6票
  良く分からない 4票
  (2006年2月9日現在)
 
 
 ネット言論は、必ずしも国民世論を反映するものではありません。しかし、ネット利用者はマスメディアに偏らない情報を一般国民よりも多くもっているのですから、十分に参考にされるべきであろうと思います。
 
 
 
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◆ お薦めサイト&書籍 ◆
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 
【サイト】
 
皇統断絶問題TBセンター
http://japan.arrow.jp/blog/
↑よいブログ記事が集まっています。
 
 
【本】
 
八木秀次『本当に女帝を認めてもいいのか』
http://waqoo.blog16.fc2.com/blog-entry-66.html#jotei1
↑さらっと読めます。
 
 
 
∞∞∞∞∞∞∞∞
◆ 編集後記 ◆
∞∞∞∞∞∞∞∞
 
 今回もまた、やたらと長文になってしまいましたが、調査結果の積み重ねですから比較的わかりやすかっただろうと思います。この結果を見て、やはり女系容認が大勢だと思う人もいるかもしれません。まだ優勢であることは確かでしょう。しかし、もし仮に真の“有識者”会議によって旧宮家の皇籍復帰による男系維持の報告がなされていたら、世論はだいぶ違った様相を呈していたかもしれません。質問の仕方で、または回答者の知識程度で、統計結果はぜんぜん違ってきます。国会議員には、そこまでよく考えて世論調査の結果を判断してほしいと思います。
 
 読者の皆様には、ぜひとも多くの知人にこのメールマガジンを紹介し、お薦めいただければと思います。政治家は国民の声を反映しますので、政治家に任せておけば大丈夫などと悠長なことは言ってられません。男系維持の重要性と女系天皇の問題に気づいた方々のなかには、何か自分でもできないかと気を揉んでおられる方もいらっしゃるようです。多くの国民に女系天皇の問題点を共有してもらい、国民世論が男系維持に傾くように草の根で日本を支えていきましょう。
 
 
 
 
 
 
============================================================
◆『皇位継承Q&A』(ID:0000179891)
◆発行者:桜井和空(さくらい・わくう)
◆サイト:http://waqoo.blog16.fc2.com/
◆メール:上記サイトからお願いします。
◆ご意見・ご感想は下記の掲示板へ
  http://www.freebbs.biz/phpbbs/bbs.php?id=QandA1
 
◆発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
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【2006/02/10 21:34】 皇室 | トラックバック(0) | コメント(2) |

長子相続の末路(「皇位継承Q&A」第11号)

 たいていの“女系”問題は、「愛子さまのお子さまが即位するか否か」という問題でしか理解されていない。「それでもいいんじゃないの?」と答える人は、7代先までは考えていないだろう。反対に、男系維持を主張する人たちは、7代どころか男系なら少なくとも1000年くらいは続くかもしれないと想像しているのではあるまいか。もうちょっと詩的に表現するならば“千代に八千代に”続くと考えているだろう。有識者会議や小泉首相の言う“皇位の安定的継承”とは、何世代くらい先までを考えているのだろうか。私の想像では、女系天皇制は三世代で確実に崩壊する。

 
 
 
 
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                     平成18年 2月 8日発行
    皇位継承Q&A
 
                    No.011 長子相続の末路
 
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    紀子妃殿下 ご懐妊おめでとうございます
 
 
 政治の世界は皇位継承問題で騒がしいですが、紀子妃殿下には、ゆっくりと妊娠期間を過ごしていただきたいと願っております。また、マスコミなどは取材合戦などでヒートアップせずに静かに見守っていくべきでしょう。くだらん過剰報道があったなら、国民はすかさずマスコミに対してメル凸・電凸をすべきかとも思います。とくに皇室典範改定問題で国民が徐々に過敏になってきているときに、雅子妃殿下のときのようなことが起こっては大変です。
 
 紀子妃殿下に男子がさずかるなら、少なくともその子までは男系男子を続けていくべきだという話になる可能性が高いと思われますが、今回は、有識者会議の報告に沿って長子相続になったらどうなるのかというシミュレーションです。
 
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆ 皇位継承Q&A ◆
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 
Q.長子相続のいわゆる女系を続けるとどうなりますか?
 
A.7代くらいを追ってみましょう。男女がランダムに生まれるとすれば、以下の図そのままにはならないでしょうが、ほぼこのような展開になります。
 
 □男性天皇 ●女子の民間人配偶者
 ○女性天皇 ■男子の民間人配偶者
   ただし「a家」など小文字表記のほうは母方のみをたどった家系。
 一番上が皇太子と雅子妃で、二段めが愛子内親王とその配偶者に相当します。
 

        a家●=□天皇家
           |
       A家■=○男系では天皇家、女系ではa家
          |
      b家●=□男系ではA家、女系でa家
         |
     c家●=□男系ではA家、女系ではb家
        |
    B家■=○男系ではA家、女系ではc家
       |
   C家■=○男系ではB家、女系ではc家
      |
  d家●=□男系ではC家、女系ではc家
     |
 D家■=○男系ではC家、女系ではd家
    |
e家●=□男系ではD家、女系ではd家
 

 これはいったいどこの家系なんでしょうか。これを「天皇家」と呼ぶつもりでしょうか。これでは単に親子で皇居に住みついているというだけで、侍従や宮中女官とたいした違いはなくなりますね。神武天皇の男系子孫の天皇は皇居を追い出されても天皇でしょうが、いわゆる女系天皇は、数代のちには皇居を追い出されれば“ただの人”です。そういう何のありがたみもない人から任命される総理大臣に、なんの権威が付くというのでしょうか? そんな天皇なんて税金の無駄遣いだといって、すぐに天皇制廃止論がもちあがってきます。上っ面の皇位継承が安定しても政治が不安定になれば本末転倒です。
 
 
 
 
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◆ お薦めサイト&書籍 ◆
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【サイト】
 
竹田恒泰日記
http://blogs.yahoo.co.jp/takebom1024
↑2月1日から始めたようです。
 
 
【本】
 
竹田恒泰『語られなかった皇族たちの真実』
http://waqoo.blog16.fc2.com/blog-entry-66.html#takeda
↑著者は旧宮家の末裔です。
 
 
 
 
∞∞∞∞∞∞∞∞
◆ 編集後記 ◆
∞∞∞∞∞∞∞∞
 
 今回はちょっと短すぎましたかね。しかし、家系がずたずたになるということをはっきり認識してもらうために、今回はあえて要点だけにしました。たかが7代先までも考えられない人が、125代も続いた伝統を簡単に壊してしまう道に踏み出すべきではないのです。7代先の“女系天皇”が政治的にどのような意味をもつのかをきちんと議論してから皇室典範を改正してもらいたいものです。
 
 読者の皆様には、ぜひとも多くの知人にこのメールマガジンを紹介し、お薦めいただければと思います。政治家は国民の声を反映しますので、政治家に任せておけば大丈夫などと悠長なことは言ってられません。男系維持の重要性と女系天皇の問題に気づいた方々のなかには、何か自分でもできないかと気を揉んでおられる方もいらっしゃるようです。多くの国民に女系天皇の問題点を共有してもらい、国民世論が男系維持に傾くように草の根で日本を支えていきましょう。
 
 
 
 
 
 
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 女系容認の法案が通らないよう首相官邸や内閣官房、地元国会議員などにできるだけ女系容認反対の意見メールを出していただければと思います。「旧宮家の皇籍復帰のほうを望みます」の一言だけでも結構です。一人でも多くの方々の女系反対表明が必要です。ついでにそのメールで私のメルマガ登録ページも紹介しておいてもらえると効果倍増?!(^^ゞ

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自民党内閣部会で簡単に政府案を受け容れるなと要求するのもいいかも。 自民党への意見メール
 
 とくに自民党議員へメールで働きかけたい場合には、以下のサイトが便利。
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紀宮清子内親王の結婚 ~皇位継承を考える(7)~
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【2006/02/09 23:09】 皇室 | トラックバック(0) | コメント(2) |

女系天皇というミスリード(「皇位継承Q&A」第10号)

紀子妃殿下 御懐妊おめでとうございます

 

 政治の世界は皇位継承問題で騒がしいですが、紀子妃殿下には、ゆっくりと妊娠期間を過ごしていただきたいと願っております。また、マスコミなどは取材合戦などでヒートアップせずに静かに見守っていくべきでしょう。くだらん過剰報道があったなら、国民はすかさずマスコミに対してメル凸・電凸をすべきかとも思います。とくに皇室典範改定問題で国民が徐々に過敏になってきているときに、雅子妃殿下のときのようなことが起こっては大変です。

 じつは私、歌会始のときに御夫婦でコウノトリの歌を出されたときから、ひょっとして既にご懐妊されているかな?と思っていたんです。歌に託して別の事を伝えるという文化がありますからね。「ぼくたち出来ちゃったんだもんね~。v(^o^) だから記念に二人で歌を詠んでおくんだもんね~。」と、じつは御夫婦で内心ほくそえんでいたんではないか。もしそうだったら、やるなあ! ご両人は皇族の鑑じゃないか、と思っておりました。もちろん、陛下へのご報告という面もあったのではないかと思います。あ、すでに去年から歌会始で詠まれる歌はあれに決定していたのかな? (^^ゞ

 これでもし男子誕生で皇位継承の危機を乗り越えたとなると、この歌が歴史に語り継がれたりなんかしてね。1000年後に日本人が、そんな歌会始があったんだと感動し、σ(^^)はその歌をリアルタイムで聞いたんだもんね~。とかいうことになって・・・。あはは、歴史のロマンだ。

 ま、それはさておき今回はメルマガ第10号です。

 
 
 
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                     平成18年 2月 6日発行
    皇位継承Q&A
 
               No.010 女系天皇というミスリード
 
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 自民党は、今週から党内閣部会と参院政策審議会で皇室典範改定に関する勉強会を始めるんだとか。反対派の誤解をとくなどという甘い言葉のうらで、なんとか言いくるめて政府案を受け容れさせようという魂胆でしょう。女系容認の意味を理解していないのは政府側です。国会議員には事前にしっかり勉強してもらって、小泉内閣に騙されないようにしてもらわねばなりません。そして、できるなら女系容認の問題点を鋭く指摘していって政府案を撤回させてほしいと思います。

 このメールマガジンは、天皇や皇位継承や日本の伝統について男系維持の立場からQ&A形式で解説します。そして、皇位継承に関するサイトや本の紹介などもしていきます。さて、一般の国民世論とは大きく異なって、ネット上では男系を維持すべきだという意見が大半です。そんなネット上でのホットな議論も紹介できたらと思っています。
 
 
 
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◆ 皇位継承Q&A ◆
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Q.女系容認という表現は国民をミスリードすることになりませんか?
 
A.まさしくそのとおりです。どのようにミスリードされているかを明らかにしていきましょう。
 
 まず、女性と女系を混同する人が多くなります。似ているから同じものだろうと思っている人も多いでしょう。発音も似ていますので、聞き間違いも手伝ってますます混乱していきます。
 
 前回のQ&Aからもお分かりいただけるように、男系女子の天皇もおり、また女系男子の天皇(?)も存在し得ます。ところが、少し前までは多くの国民が女性と女系を混同していたために、また男性と男系を混同していたために、「女系を容認しないのは男女差別だ」と主張されました。男系維持派でも、男系女子の天皇までは容認するという立場の人々もいます。しかし、彼らも含めて男系維持派は一様に女性差別主義者だと非難されてきました。まさに一方的な言いがかりです。
 
 もちろん男系男子を堅持すべきと主張する人々もいます。しかし、それは女性蔑視からではなく、“氏による世襲”を確実にすべきだという主張からです。氏の概念(すなわち父-息子の系列で一族のつながりを考える制度概念)そのものが男女差別だというのなら、皇位の世襲という憲法の条文を変えるべきだと主張すべきです。しかし、世襲でない皇位など何の意味がありましょうか。「女系を容認しないのは男女差別だ」というのは、じつは「天皇を無意味化すべきだ」と主張する“偽装された天皇制廃止論”なのです。天皇制を維持するというのが大前提ならば、“氏によって継承されてきた天皇”という概念を変えてしまっては意味がありません。
 
 女系容認というのは、男女平等などの思想に隠れて世襲の概念を破壊し、皇統を断絶させるということを意味しています。“女系容認の”皇室典範改正法案という言い方はじつに不正確で、
 
 “ 皇 統 断 絶 の ”皇 室 典 範 改 定 法 案
 
と呼んだほうが実情を正しく伝えているのです。“女系容認”というネーミングは、男女平等という甘い言葉にくるんで皇統を潰してしまうミスリードになります。
 
 男系維持派は、“男”にこだわっているのではありません。皇統か否かにこだわっているのです。いくら男系が続いたとしても、それが藤原氏の男系であるならば、男系維持派は絶対に受け容れないでしょう。逆に、皇族として生まれた女子が必ず皇統の男系男子と結婚するのならば、愛子内親王が天皇になってその子孫が継承し、もしその子孫が女子ならば必ず皇統男子と結婚するということになっていれば、有識者会議の言ういわゆる女系でも許容する可能性があります。しかし、それでは皇族女性の結婚の自由を侵害するなどの理由で皇統でなくなる(皇統に属さない民間人との結婚を認める)危険性が非常に高いので、それもまた現実的ではないといって反対するのです。
 
 つぎのように主張する男系維持派もいます。
 男系維持派が問題にしているのは、「男系 vs 女系」という対立構図ではなくて、「皇統に属する男 vs 皇統に属さない男」の対立構図なのだ。女系という言い方で男女問題にすり替えられてるが本当は「皇統に属する男」対「皇統に属さない天皇家とはなんの関係もない男」という「男」と「男」の問題なのだ。
 したがって、男系維持派は愛子内親王が即位するのは認めるにしても、愛子内親王が結婚するであろう男(非皇統である場合)とは徹底して闘うということになります。男系維持派が国民の約2割くらいだそうですから、2000万人を越える日本国民が愛子内親王の婿になる可能性のある男性に非難と罵倒をあびせることになるでしょう。まったくもって多勢に無勢ですから、その男はノイローゼになってしまうでしょうね。相手が旧宮家などの男系子孫でないかぎり、おそらく愛子内親王は結婚できないでしょう。かりに結婚して子供が生まれたにしても、愛子内親王の男子に対して婿以上の圧力がかかることは目に見えています。女子の場合でも、皇統の男系男子と結婚すべきだという圧力がかかります。男系維持派にとっては「男か女か」が重要なのではなく、「どの男か」が重要なのです。
 
 
 有識者会議は、皇室典範にある「男系」という用語の対比で女系という言葉を使ったのかもしれませんが、じつにあまりにも誤解を与えるネーミングです。
 
 有識者会議の言ういわゆる女系天皇は、母方(のみ)でこれまでの天皇家に血がつながっている天皇という意味で使われています。しかし、前回のQ&Aでお話ししましたように、母-祖母-曾祖母……と遡るわけではないので、有識者会議による“女系”というネーミングは不正確です。
 
 有識者会議の言ういわゆる女系容認というのは、男系の原理で継承されるのでもなく、女系の原理で継承されるのでもありません。単に皇統を断絶させてしまうだけです。とくに長子優先でいくならば、生まれるのは男か女かがランダムになりますから、出自を遡る場合には特定の始祖にいたるためにその父その母を選んでジグザグに辿っていかなければなりません。人類学ではこれを「選系」とか「選択単系」と呼ぶそうです。非常に珍しいというか、ほとんど“こじつけの出自”でしょう。そんなものにどこまで権威を認められるか非常に疑わしいものがあります。
 
 いわゆる女系になると皇統でなくなるので、「異なる系譜」という意味で「異系天皇」という言葉を考え出したブロガーもいました。また、長子が男か女かで男系になったり女系になったりするので、「(男女)双系」と呼ぶべきだと言う人もネット上にいますが、さらには「雑系」と呼ぶべきだという人もいます。ここには天皇家が“サラブレッドから雑種になる”という含意があります。サラブレッドにはダーレーアラビアン、バイアリーターク、ゴドルフィンアラビアンという三大始祖の馬がおり、父方(のみ)の系図を遡れば、三百余年と言う悠久の時を経て、この3頭のうちの1頭に必ず行き着くといいます。競走馬を母方で見る場合にも、娘-母-祖母のように雌馬だけで遡って見ていくのだそうです。
 
 
 「女系天皇」という言葉もよく使われますが、本当に「天皇」と呼んでいいかも疑わしいでしょう。そこで、「女性天皇および女系新王」と呼ぶべきだという意見をネット上で述べる人もいます。新王と命名することで、天皇より格下だと言いたいわけです。しかし、そこまで格下げしなくても、せめて「新皇」くらいの称号はつけてやるべきかもしれませんね。これは、平将門が自称したものです。板東の地で「自分は新しい天皇だ」と勝手に名乗ってしまったわけです。平将門は賜姓臣籍降下していたとはいえ、れっきとした皇統の男系男子です。おそらく非皇統であろう女系の後継者が「新皇」の称号を得られるのは、もったいなくも有難いことだと言えましょう。そして、男系維持派からは朝敵と見なされ、力によって(現代では言論の力によって)滅ぼされる運命にあります。
 
 
 
 「女系天皇」という言葉を聞いてその意味内容が分かったように思うのは早合点です。その意味するところをよく考えてみてください。
 
 
 
 
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◆ お薦めサイト&書籍 ◆
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【サイト】
 
第30号 競走馬の血統から見る、女系天皇の異常性
(帝國愁報 2005年12月09日)
http://japan.arrow.jp/empire/log/eid212.html
↑サラブレッドの話はこちらからどうぞ。
 
 
【本】  
竹田恒泰『語られなかった皇族たちの真実』
http://waqoo.blog16.fc2.com/blog-entry-66.html#takeda
↑著者は旧宮家の末裔です。
 
 
 
 
∞∞∞∞∞∞∞∞
◆ 編集後記 ◆
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 またまた長文になってしまいました。それだけ深い問題を内包しているというか、多くの粉飾がほどこされたまま議論されているということでしょう。現代の日本は、あっちもこっちも粉飾だらけです。
 
 読者の皆様には、ぜひとも多くの知人にこのメールマガジンを紹介し、お薦めいただければと思います。政治家は国民の声を反映しますので、政治家に任せておけば大丈夫などと悠長なことは言ってられません。男系維持の重要性と女系天皇の問題に気づいた方々のなかには、何か自分でもできないかと気を揉んでおられる方もいらっしゃるようです。多くの国民に女系天皇の問題点を共有してもらい、国民世論が男系維持に傾くように草の根で日本を支えていきましょう。
 
 
 
 
〔名言〕
 
 現在の皇室・皇位を守るため過去千数百年続いてきた万世一系を断ち切るのは「果実を守るために果樹を切り倒す」ような愚かしい行いとしか思えない。
 
「何を守るのか」(玄倉川の岸辺 2006年01月28日)より
http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/f9c3f110621cea6724e764034dbd985a
 
 
 
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【2006/02/08 07:28】 皇室 | トラックバック(2) | コメント(0) |

女性天皇と女系天皇の違い(「皇位継承Q&A」第8号)

 以下の内容は当たり前のことなんですが、小泉首相からして理解していないらしい。こんな浅薄な理解で本当に皇室典範を変えようというのでしょうか? てなわけで、おもわずこのメルマガの一部を首相官邸にメールしてしまいました。でも、これ読んでもやっぱりわからなかったりして? (^^;

 
 
 
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                     平成18年 1月30日発行
    皇位継承Q&A
 
               No.008 女性天皇と女系天皇の違い
 
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                ==============================
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                ==============================
 
 
 
 
 このメールマガジンは、天皇や皇位継承や日本の伝統について男系維持の立場からQ&A形式で解説します。そして、皇位継承に関するサイトや本の紹介などもしていきます。さて、一般の国民世論とは大きく異なって、ネット上では男系を維持すべきだという意見が大半です。そんなネット上でのホットな議論も紹介できたらと思っています。
 
 今回からいよいよ本論に入っていくことになります。一般国民は女性天皇と女系天皇の区別もつかない状態だと言われています。そこで今回は男系と女系について定義的な解説をしていきます。
 
 
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◆ 皇位継承Q&A ◆
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Q.女性天皇と女系天皇の違いは何ですか?
 
A.多くの人々が両者を混同しているようです。また、大まかには分かっていても微妙な点で認識が食い違っているので、表現に誤解が生じている場合もあります。そこで、まずは言葉の定義からはじめて、つぎに個別の曖昧な場合について論じていきましょう。
 
 男性天皇とは、単にその性別が男性である天皇のことです。そして、女性天皇とは、単にその性別が女性である天皇のことです。
 男系天皇と女系天皇は、その天皇の性別とは関係なしに、その皇位継承のされ方(誰から継承されたか)によって区別されます。
 
 男系とは、親から子への地位や財産などの継承において、継承者が必ず特定の始祖から男-男-男-男-……の男性のみの系列につながっていることを言い、途中に女性が入ることはないものの、例外的に最後に女性が入っている場合があります。すなわち、最後に女性がつながったら、そこでその系列は終わりということです。別の言い方をするならば、地位や財産の父子継承は認めるが、母子継承は認めない。父-息子の継承が基本で、父-娘の継承は例外的に認めることになります。
 男系の家系(または一族)とは、親子の系列のうち、子が男子の場合にはさらに先まで系列が続くが、女子の場合または子がない場合はそこで途切れる血族集団の樹形図をなすものです。したがって、あちこちに枝分かれし、あちこちで途切れています。基本は男子のみの樹形図で考えられるべきですが、皇位継承の場合など、例外的に樹形図の枝の先端に位置する女子が含まれることがあります。
 
 男系の継承・相続制度は「氏族」や「家」という形で伝統的に確固たる地位を得ていますが、女系という原理で一貫して何かを継承・相続していこうとする社会制度は日本社会においてほとんど存在していないと思われます。しかしながら、男系の対概念として女系を理論的に想定することができます。
 すなわち女系とは、親から子への地位や財産などの継承において、継承者が必ず女-女-女-女-……の女性のみの系列につながっていることを言い、途中に男性が入ることはないものの、例外的に最後に男性が入っている場合があります。すなわち、最後に男性がつながったら、そこでその系列は終わりということです。別の言い方をするならば、地位や財産の母子継承は認めるが、父子継承は認めない。母-娘の継承が基本で、母-息子の継承は例外的に認めることになります。
 
 ところが、有識者会議の定義では一度でも母子継承した場合を女系と名づけています。そのあと父子継承や母子継承がランダムに続いても「女系」と定義されます。これは男系をやめる(非男系)と同義であって、女系と呼ぶべきではありません。むしろ現段階では、女系容認は“皇統ではない人でも天皇にする”という意味です。有識者会議は、非常に恣意的なネーミングで一般人を欺いています。
 
 男系は、人類学では父系と呼ばれているものにほぼ相当します。こちらは父から継承するという相続のあり方を示しており、それが規則として恒常的に代々続くことになっている状態を示しています。
 女系は、人類学では母系と呼ばれているものにほぼ相当します。こちらは母から継承するという相続のあり方を示しており、それが規則として恒常的に代々続くことになっている状態を示しています。
 父系や母系という場合には、相続人から先祖に遡って出自を考えるのに対して、男系や女系という場合には、特定の始祖から末裔にくだって子孫を考えることになります。したがって、父系や母系という場合には途中で枝分かれした血族集団に関しては論じないのでしょうが、男系(や女系)の場合には、原理的には枝分かれしたすべての傍系氏族が議論の対象になります。
 代々皇位を継承している一つの枝が途切れたら皇位は別の枝に移るというのは、家系図全体を見渡していないと非常にわかりにくいので、「男系の皇位継承とは、どの天皇も父方を遡っていくと必ず神武天皇に至るという意味です」と説明される場合もあります。
 
 
 以上からわかるように、皇室典範が改定されて愛子内親王など三人の内親王や五人の女王が即位した場合には、女性天皇ですが男系天皇です。彼女たちは性別は女性ですが、男系男子の娘だからです。しかし、男系天皇はそこまでです。彼女たちの息子や娘は、もはやこれまでの男系には属しません。男系としては彼女たちの配偶者の男系に属することになるでしょう。そしてこの配偶者が皇統に属さない(神武天皇の男系男子孫ではない)場合には、はたしてこの後継者を“天皇”と呼んでいいものか正統性が非常に疑わしくなります。
 この後継者の母親が皇統につながっているから女系だというのは、不正確な言い方です。女系と言うならば母-祖母-曾祖母……と遡っていって神武天皇か天照大神にでもつながっていなければならないのですが、おそらくつながっていないでしょう。つまり女系“天皇”の資格があるかどうかも非常に疑わしいことになります。
 
 最後に、2ちゃんねる掲示板その他でUPされている図を掲載します。


    女系系譜      皇統(男系)    男系系譜
      
  江頭(山屋)寿々子    昭和天皇     夫の曾祖父
        \       │       / 
   小和田(江頭)優美子  天皇陛下    夫の祖父
          \     │     / 
      (小和田)雅子様 皇太子殿下  夫の父
            \  /    /
             愛子様   愛子様の夫
              \   /
               お子様
 
愛子様が民間人と結婚し、間に生まれた子供は、男でも女でも
父系は愛子様の夫の男系で、母系は雅子様の母の系統で
 
  ど っ ち を 見 て も 皇 統 で は な い 。
 

 
 
 
 
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
◆ お薦めサイト&書籍 ◆
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 
【サイト】
 
首相官邸 皇室典範に関する有識者会議 報告書
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/houkoku/houkoku.html
↑有識者会議による女系の定義がある。
 
日本政策研究センターイベント情報
http://www.seisaku-center.net/top/events/event.html
↑集会・講演会情報です。
 
 
【本】
 
『小和田家の歴史―雅子妃殿下のご実家』
http://waqoo.blog16.fc2.com/blog-entry-66.html#owadake
↑父方も母方も系図が載っている。
 
 
 
 
 
∞∞∞∞∞∞∞∞
◆ 編集後記 ◆
∞∞∞∞∞∞∞∞
 
 さて、今回の説明はわかりやすかったでしょうか。手近にある天皇家や将軍家などの家系図を参照しながら読み直すとわかりやすいかもしれません。だからどうした、と言いたい人もいるかもしれませんが、これは単なる入り口です。女系容認というか男系を無視した直系継承が何を意味するのかを、次回以降で詳しく説明していきます。
 
 朝日新聞(2006年01月27日)の記事に以下のような小泉首相の発言がありました。
小泉首相は27日、「女系天皇を認めないという議論は、仮に(敬宮)愛子さまが天皇になられた時に、そのお子さんが男でも認めないということ。それをわかっていて反対しているんですかね」と述べ、慎重論を牽制した。首相官邸で記者団に語った。
呆れました。(旧宮家などと結婚しないかぎり)愛子さまの子供は男でも女でももはや皇統ではなくなるということ。それをわかっていて小泉首相は女系容認に賛成しているんですかね。
 
 
 読者の皆様には、ぜひとも多くの知人にこのメールマガジンを紹介し、お薦めいただければと思います。政治家は国民の声を反映しますので、政治家に任せておけば大丈夫などと悠長なことは言ってられません。男系維持の重要性と女系天皇の問題に気づいた方々のなかには、何か自分でもできないかと気を揉んでおられる方もいらっしゃるようです。多くの国民に女系天皇の問題点を共有してもらい、国民世論が男系維持に傾くように草の根で日本を支えていきましょう。
 
 
 
 
〔小咄〕
 
今上天皇陛下の氏神は、
父方の先祖をずーっと辿って行って、
天照大神!
 
愛子内親王殿下の氏神は、
父方の先祖をずーっと辿って行って、
天照大神!
 
愛子内親王殿下の子供の氏神は、
父方の先祖をずーっと辿って行って・・・
ひょっとして類人猿???
 
女系天皇はダメです。
 
 
 
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皇位継承を考える(1)万世一系の天皇と国家
皇位継承を考える(2)男系維持の方策(その1)
皇位継承を考える(3)男系維持の方策(その2)
寛仁殿下は男系維持を希望 ~皇位継承を考える(4)~
寛仁殿下の「事実」発言 ~皇位継承を考える(5)~
宮内庁の皇室潰し ~皇位継承を考える(6)~
紀宮清子内親王の結婚 ~皇位継承を考える(7)~
新たな有識者会議での再検討を求めたい! ~皇位継承を考える(8)~
首相の真意はどこに? ~皇位継承を考える(9)~
ネット投票から推定した世論 ~皇位継承を考える(10)~
朝日の世論調査は情報操作?! ~皇位継承を考える(11)~
万世一系の天皇家&旧宮家系図 ~皇位継承を考える(12)~
 
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〔皇位継承に関するブログ記事リンク集〕
 
目次 ブログ散策:天皇制の危機( p(^o^) 和の空間)》
 

【2006/02/03 19:42】 皇室 | トラックバック(9) | コメント(1) |

万世一系の天皇家&旧宮家系図 ~皇位継承を考える(12)~

 どういうわけか今日はアクセスが3倍近くになっている。どうやら「旧宮家」で検索してやってきているようだ。やっと旧宮家の存在に世間の注意が向くようになったということだろうか。それはともかく、たんに60年前に皇籍離脱したと聞いただけではだいぶ昔に家が断絶したみたいな感じで、まったくその意義が理解されない。現天皇家に男子が生まれなかったら旧宮家に皇位が継承されるのがいかに自然であるかを直感的に把握してもらうために、万世一系の系図をUPすることにした。天皇と旧宮家の人々、およびその配偶者などを並べてみた。

 この系図を見て「なんだ、旧宮家の人々に皇位が継承されるのが当たり前じゃん!」と思うのが正常な歴史感覚だろうと思う。そして、日本人ならば各天皇の名前まで覚えなくても皇位継承の全体像は把握しているべきである。もし愛子内親王が皇統に属さない民間人と結婚するならば、そっちに継承されるほうがよほど不自然に思われる。

 
 
 

万世一系の天皇家&旧宮家系図

〔凡例〕

※図が崩れる場合は文字サイズを小さくして御覧ください。または、 こちらでも御覧になれます。
旧宮家を除き天皇にならなかった男子はほとんど省略し、父-子関係を示す必要があるかぎり♂で表示した。
婚姻関係は=で表示した。
この図では天武系統と旧宮家系統を除き左側が傍系(弟系)である。
系図中程の(光厳)などは北朝の天皇。
旧宮家に関しては、例外的に括弧付きで親王名・王名を入れた。
旧宮家の人々に関しては、だいぶ省略して標記してある。詳しくは《伏見宮系図》または《十一宮家の略系図》(出典:竹田恒泰『語られなかった皇族たちの真実』)を御覧ください。
 
天皇の系図←こちらは天皇の母もわかるので、もう少し詳しく把握したい人には便利。
 


天照大神
  :
  :
  :
(1)神武
  |
(2)綏靖
  |
(3)安寧
  |
(4)懿徳
  |
(5)孝昭
  |
(6)孝安
  |
(7)孝霊
  |
(8)孝元
  |
(9)開化
  |
(10)崇神
  |
(11)垂仁
  |
(12)景行
  |
  ├――――┐
(13)成務   ♂
       |
     (14)仲哀
       |
     (15)応神
       |
  ┌――――┤
  ♂  (16)仁徳
  |    |
  ♂    ├――――┬――――┐
  |  (19)允恭 (18)反正 (17)履中
  ♂    |         |
  |    ├―――――┐   ♂
  ♂  (21)雄略  (20)安康  |
  |    |         ├―――――┐
(26)継体 (22)清寧        (23)顕宗 (24)仁賢
  |                    |
  ├――――┬―――┐          (25)武烈
(29)欽明 (28)宣化 (27)安閑
  |
  ├――――┬――――┬――――┐
(32)崇峻 (33)♀推古 (31)用明 (30)敏達
                 |
                 ♂
                 |
         ┌―――――――┤
         ♂      (34)舒明
         |       |
  ┌――――――┤       ├―――――┐
(36)孝徳 (35)♀皇極[(37)斉明] (38)天智(兄)|
                 |     |
  ┌――――┬――――┬――――┤     |
  ♂    | (39)弘文 (41)♀持統==(40)天武(弟)
  |    |            |
  |    |            ├――――┐
(49)光仁  (43)♀元明=========♂    ♂
  |               |      |
(50)桓武              |    (47)淳仁
  |               ├――――┐
  ├――――┬―――┐    (42)文武 (44)♀元正
(53)淳和 (52)嵯峨 (51)平城    |
       |        (45)聖武
     (54)仁明         |
       |        (46)♀孝謙[(48)称徳]
  ┌――――┤
(58)光孝 (55)文徳
  |    |
(59)宇多 (56)清和
  |    |
(60)醍醐 (57)陽成
  |
  ├―――――┐
(62)村上 (61)朱雀
  |
  ├――――┐
(64)円融 (63)冷泉
  |    |
  |    ├―――――┐
(66)一条  (67)三条 (65)花山
  |
  ├―――――┐
(69)後朱雀 (68)後一条
  |
  ├―――――┐
(71)後三条 (70)後冷泉
  |
(72)白河
  |
(73)堀河
  |
(74)鳥羽
  |
  ├―――――┬―――――┐
(76)近衛 (77)後白河  (75)崇徳
        |
        ├――――――――――――――――┐
      (80)高倉             (78)二条
        |                |
        ├――――――┬――┐    (79)六条
     (82)後鳥羽     ♂ (81)安徳
        |      |
  ┌―――――┤    (86)後堀河
(84)順徳 (83)土御門     |
  |     |    (87)四条
(85)仲恭 (88)後嵯峨
        |
        ├――――――┐
      (90)亀山   (89)後深草
        |      |
      (91)後宇多  (92)伏見
        |      |
  ┌―――――┤      ├―――――┐
(96)後醍醐 (94)後二条  (95)花園 (93)後伏見
  |                  |
  |             ┌――――┤
(97)後村上          (光明)  (光厳)
  |                  |
  |            ┌―――――┤
  ├―――――┐     (後光厳)  (崇光)
(99)後亀山 (98)長慶     |     |
              (後円融)   ♂
               |     |
             (100)後小松   ♂
               |     | (旧宮家の系統)
             (101)称光    ├―――――┐
                   (102)後花園 (貞常親王)
                     |(兄)  |(弟)
                     |     |
                   (103)後土御門  |
                     |   (邦高親王)
                   (104)後柏原   |
                     |     |
                   (105)後奈良 (貞敦親王)
                     |     |
                   (106)正親町   |
                     |   (邦輔親王)
                     ♂     |
                     |     |
                   (107)後陽成 (邦房親王)
                     |     |
                   (108)後水尾   |
                     |   (貞清親王)
   ┌――――┬―――――┬――――――┤     |
(112)霊元 (111)後西 (110)後光明 (109)♀明正    |
   ├――┐                  (貞致親王)
(113)東山  |                    |
   | (♀福子)=================(邦永親王)
   ├――――――――┐            |
   ♂     (114)中御門        (貞建親王)
   |        |             |
   ♂     (115)桜町         (邦頼親王)
   |        |             |
(119)光格        ├―――――┐      |
   |     (116)桃園 (117)♀後桜町  (貞敬親王)
(120)仁孝        |            |
   |     (118)後桃園           |
(121)孝明                   (邦家親王)
   |                     |
(122)明治         ┌―――――――――――┴―┐
   |     (北白川宮能久親王)    (久邇宮朝彦親王)
   ├―┬―┐      |             |
(123)大正 |(♀昌子)==(竹田宮恒久王)┌―――――┬―┴┐
   |(♀聰子)=)|(===(東久邇宮稔彦王)(邦彦王)(賀陽宮
   |    ┌――)|(――)|(―――――――――┤   邦憲王)
(124)昭和=(香淳皇后)|   |       (朝融王) |
   ┌┴―┐    ♂   |          | (恆憲王)
(125)今上(♀成子)=)|(==(盛厚王)     ♂♂♂   |
   |       |  |           |♂♂♂♂♂♂♂
?  |     ♂♂♂ ♂♂♂♂♂♂     ♂♂♂   |
:(皇太子)     |  |        (30~40代)  ♂
:  |   ♂♂♂♂♂ ♂♂♂♂♂(20~30代)      |
:  |   (20~30代) |               |
:  |         ♂              ♂♂
X=(♀愛子内親王)
 
 子(X家王朝:氏神不明)
(ただしXが皇統とは無関係な民間人の場合)



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