時事評論@和の空間
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メルマガ第6号(皇位継承Q&A)

 「皇位継承Q&A」第6号をこちらにも掲載します。女系容認法案が通ってしまわないように国民がしっかりと監視している必要があります。ただ漫然と見守っているだけではダメなので、以下のような点に注意しながらいろいろと批判したり注文をつけたりしていきましょう。

 

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                     平成18年 1月23日発行
    皇位継承Q&A
 
               No.006 国会論議はどうあるべきか
 
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 このメールマガジンは、天皇や皇位継承や日本の伝統について男系維持の立場からQ&A形式で解説します。そして、皇位継承に関するサイトや本の紹介などもしていきます。さて、一般の国民世論とは大きく異なって、ネット上では男系を維持すべきだという意見が大半です。そんなネット上でのホットな議論も紹介できたらと思っています。
 
 小泉首相は施政方針演説で「有識者会議の報告に沿って、皇室典範の改正案を提出いたします」と宣言しました。男系維持派はいよいよ臨戦態勢に入らなければなりません。まあ、「今国会で成立させます」とまでは宣言していないようなので、かりに女系容認法案が提出されてしまっても、ぜひとも否決にもっていきたいものです。
 
 
 
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◆ 皇位継承Q&A ◆
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Q.国会ではどのような論議がなされるべきでしょうか。
 
A.まずは有識者会議の問題点を洗い出すことから始めるべきでしょう。少なくともそれらを排除できれば、だいぶまともな国会論議になるのではないかと思います。では、前回列挙した有識者会議の問題点の正反対を提示することで、国会論議はどうあるべきかについて論ずることにしましょう。
 
(1)国会議員が天皇や歴史に関する深い知識・認識をもつ。
 日本国の根幹にかかわる重要な案件を論ずるのだから、国会議員は絶対に有識者会議メンバーのごとき素人集団であってはならない。
 皇位継承は1500年以上にわたって続いているのだから、その歴史の重みをよく吟味すべきである。とくに女系天皇に反対する人々は、有識者会議の結論が歴史と伝統を軽視していると批判したのだから、そういう人々にきちんと理解してもらうためには、彼ら以上の歴史的知識と認識をもって説得に当たるのが当然だろう。無知蒙昧と数の力の勝利というのでは、国会議員は国民に政治を付託されている資格がない。
 きちんとした知識に基づいたうえで、皇室伝統に対してそれなりの敬意をもって議論していくべきである。まるで代替可能なモノを扱うように皇位継承を決められたのでは国民としてやりきれない。皇族方は、(実体はともかく形式上は)神武天皇以来の長い伝統と歴史を各人がその身に担って公務を執行なされているのであり、国会議員もそれに対する人格的敬意があってしかるべきである。また国民一般も(無関心な国民以外は)そのような人格性(人としての生き方)にカリスマを感じて支持しているのだと思われる。天皇陛下は“ただの温和なおじさん”ではない。見た目だけで判断する軽佻浮薄な認識態度での論議は絶対になされるべきではない。
 
(2)はじめに結論ありきの国会運営をしない。
 郵政民営化のように賛成か反対かなどと性急に選択を迫るべきではない。常に第三の選択肢が存在しうるのであって、そのような選択肢を最初から排除してしまうと最善の選択が得られない可能性があるのみならず、うっかり最悪の選択をしてしまう危険性もある。皇位継承は緊急性がないのだから、継続審議という選択肢もある。さきの衆院選で小泉自民党が圧勝したのは郵政民営化について支持されたにすぎないのだから、女系天皇容認までも国民から支持されているとするのは詭弁である。皇位継承問題を数の論理で性急に押し切るのは必ずしも民主的ではない。
 
(3)十分な時間をかけて、慎重に結論をだす。
 皇位継承問題は、拙速を避けて慎重に論議すべきである。少なくとも全ての国会議員が基本的な知識をもってからでないと意味がない。「なんでもいいけど自分の派閥がこっちを推しているから・・・・」などと安易にやってもらってはたまらない。とくに女系天皇を認めるとなると1500年以上にわたって続いてきた神武天皇氏族の男系男子の継承が途切れてしまうことになるのだから、この問題では国会議員は過去や未来の日本人に対しても責任があるのだという点を自覚してもらいたい。
 皇位継承問題は、絶対に政治的取引の材料などに使われるべきではない。そういう政治力動を一切排除して理性的に論議を重ねていくべき問題である。とくに参議院議員は途中解散なしで6年間の任期があるのだから、こういう時にこそその存在意義を発揮してもらわねばならない。それこそ次期参院選までに情報の収集と問題点の整理とを完了しておいて、改選後に3年かけてじっくり議論するくらいの慎重さが求められるのではあるまいか。
 
(4)可能な限り正しい情報を広く収集する。
 有識者会議は、国民の意見にも皇族の意見にもほとんど耳を傾けようとはしなかった。「皇位継承はどうでもいい」という人以外の国民がどのような意見をもっているのかを調査するのは重要である。また、皇族のみならず天皇陛下の御意向まで伺うという選択肢もありうる。国民の多くがそれを望んでいるならば、民主主義のあり方として陛下のご意思も確認されるべきだろう。
 「女系天皇容認は陛下のご意思」という未確認情報が国会周辺で盛んに流されているらしい。しかし、寛仁殿下の男系維持のご発言が繰り返されているところをみると、逆に陛下もまた男系維持なのではないかとさえ思える。そんなわけだから、とくに国会議員は曖昧な噂に流されるべきではない。噂で判断するよりもきちんとご発言を願うべきである。
 
(5)議論の前提となる歴史観や国家観をよく吟味する。
 有識者会議の吉川座長は、「私たちは歴史観や国家観で案を作ったのではない。」と強調した。そういうのは国会でやってほしいということだったので、国会では歴史観や国家観でも議論を戦わせるべきである。
 
(6)世論や国民感情は変動しやすいことを認識する。
 おそらく50歳代以上の人々は天皇や日本の歴史に対する強い不信をもっていて歴史を知ろうとはしない。戦後には客観的な歴史教育が普及しても、歴史の授業時間は睡眠時間になっていた可能性も高いので、知識は断片的である。まして、皇位継承に関する専門的な知識など学びもしなかっただろう。そういう国民の意見を集約しても素人判断でしかない。
 与えられる情報によって国民世論や国民感情が大きく変化するのは、戦前の軍部礼賛や戦後のアメリカ礼賛を見れば一目瞭然だろう。世論を無視しろというのではなく、まずは適切な情報を与えることによって世論を意味のあるものにしていくべきである。世論を参照するのはそれからであり、それ以前の情報不足の段階での世論は、むしろ国民の気分と気まぐれによって政治を左右せよと言っているようなものである。
 
(7)問題解決の方向性を吟味する。
 有識者会議の異様なこだわりに「皇位の安定的継承」と「継承順位の一義的決定」がある。しかし、なぜ法律で徹底的に縛らなければならないのか。自由度を残すという選択肢があってもよいのではなかろうか。重要なのは、“何のために”そうするのかである。有識者会議は、政治の恣意性を排除するために自由度を残さないという方向性をとったのだろう。しかし、それより重要なのは皇室の権威の源泉を保持することではなかろうか。
 女系を容認すれば、「天壌無窮の神勅による男系男子の世襲」という重要な権威の源泉が枯渇していく。根が枯れれば幹も朽ち果てていく。水が湧き出なければその井戸は見捨てられる。国民が日本の歴史に無知であるために現在の天皇は政治の単なるお飾りに成り下がっているが、それがさらにお飾りの役目すら果たせなくなってくる。すなわち自然と天皇制廃止へと向かうのである。目先の継承順位を早期に決定することばかりにかまけて、長い目で見ると天皇制廃止に向かうならば、それは問題解決の方向性が間違っているのではなかろうか。
 
(8)解決方法に欠陥がないようにする。
 天皇制を維持するというのが究極目的だという点は、おそらく皆が一致しているのだろう。問題はその手段である。その手段が目的を実現するか否かが重要である。そして、その目的を成就しない手段には欠陥がある。
 そもそも皇位の母子継承には正統性に疑いがあるので、皇室の権威低下で天皇制廃止に至る可能性が高く、手段として不適切ではないかと思われる。だが、かりにそれが正統と認められたにしても、内親王に皇婿が見つかるかなどの問題を解決しなければならない。男系男子の皇位継承が堅持されるならば妃の家柄はさほど問題にはならないだろうが、女系容認となると皇婿の家柄の伝統も要求され、妃選びよりも困難になると予想される。
 有識者会議は、継承順位さえ決めればあとはどうでもよいという態度だったと思われる。しかし、政治においては実際に長く継承されていくように皇室典範を改正しなければならない。そもそも今回の皇位継承問題も、皇太子の結婚が遅くなったり子作りにふさわしい環境が整っていなかったから発生したとも考えられる。すなわち、宮内庁の失態である。しかしそれは、ほかの法律等が問題なのかもしれない。相手は人間だということを十分に考慮に入れて、暮らしやすい皇室環境を作るということも皇室典範改正とともに議論していくべきだろう。
 
(9)検討の範囲を拡大する。
 皇位継承問題は、単に皇位継承者が決まればよいというような単純な問題ではない。どのように決まるかで国家観や歴史観が変化してくるのである。したがって、国会では憲法問題も含めて議論していくべきである。一方では天皇家の宗教活動を国家行事として公式に認めるという議論、他方では天皇制廃止の議論もあってしかるべきだろう。女系容認になって皇位が他家に移るくらいならば、いっそのこと天皇制は廃止したほうがよいと主張する男系維持派も出てくるに違いない。
 皇位継承についての多様な意見や批判を考慮すれば、それに応じて変えていくべきものもたくさん出てくるだろう。たとえば、宮家をたくさん作ることは税金の無駄遣いだなどと主張する国民もいるのだから、国に帰属する天皇家の財産を財団化して国家と別会計にし、代々天皇に理事長に就任してもらう、というような改革も考えられるべきかもしれない。また、男女平等を求める人々に配慮して、宗教的理由から皇位は男系男子に限定するが、摂政をおく条件を緩和して、女性皇族にも摂政として天皇の国事行為を行なってもらう、という方法も検討されるべきである。
 
(10)天皇・皇位・世襲など、基本用語の意味を明確にする。
 曖昧なイメージで議論を続けると、どうしても行き当たりばったりの議論になってしまう。用語の完全な定義から始める必要はないが、議論を進めながら用語の意味を同時進行で検討すべきであろう。
 天皇に関連する用語を検討していくと、たとえば以下のような問題が出てくる。伝統的な天皇概念は単に日本国憲法に規定されているだけのものではないのだから、天皇の宗教的側面に対して国会(および法律)はどこまで干渉しコントロール下におくことができるのか。皇位は遺産相続と同じように考えるべきなのか、それとも氏(うじ)の長者(氏神を祀る氏族の長)の位として考えるべきなのか。『広辞苑』に書いてあるからというような軽薄な理由ではなく、国会が『皇室用語辞典』を編纂するくらいの勢いできちんとした議論をして概念を明確化し、その上で皇室典範をどうするのかを考えるべきである。
 
(11)説明が一貫するように努力する。
 皇位継承問題の解決法について、実際には論理的な破綻が無いように説明するのは困難である。なぜならば、解決の方向性は、どの価値から順次重視していくかが最大のポイントになるが、価値の序列に論理はないからである。男系維持がいいのか直系継承がいいのかは、単純に論理で決められるものではない。また、ある価値の序列のなかでは合理的な解決法も、別の価値序列で見ていけば論理矛盾に見える。にもかかわらず一貫した説明が求められているとしたら、なぜそのような価値の序列になったかを説明していかなければならないだろう。国会議員には、具体的な手続きを云々する前に、まずは価値の序列について議論を戦わせているのだという点を自覚して議論してもらわなければならないだろう。そして、その目的のための最善の手段である解決法を探す必要がある。おそらくそれが最も一貫性のある説明になろう。
 
(12)統計的推論をよく吟味する。
 前回は有識者会議による出生率の適用が間違っている可能性を指摘したが、そのほかに世論調査の読みにも問題があろう。国民の約7割が女系を容認しているという世論調査はほぼ確実のようであるが、その“意味”は厳密に議論されるべきである。大多数の国民は「どうでもいい」から「女系でもいい」と言っている可能性が高いし、それならば「どうでもいい」から「旧宮家の皇籍復帰でもいい」のかもしれない。その点に関してはマスコミによる調査がなされていないし、国民には旧宮家に関する情報も歴史的経緯に関する知識もほとんどないという現状でたとえ調査してもどこまで意味があるのかという問題もある。目先の数字で安易に判断するのではなく、その数字の意味を深く吟味してみる必要がある。
 
             ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
 
 
 
 今回も前回に引き続きなかなか力が入ってしまいましたが、今回のは当初の予定にはなかったQ&Aです。有識者会議の杜撰な議論の逆をいけばまともな議論になるのではないかと思い立ち、その反対を論じてみました。これらの内容はおそらく国会議員として当たり前の議論態度だと思います。現実にはなかなか理想論は通じないのでしょうが、ぜひとも数合わせでないしっかりした論議を国会内で展開してもらいたいと思います。
 
 
 
 
 
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◆ お薦めサイト&書籍 ◆
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【サイト】
 
細田博之議員、「典範改正は陛下の御意思」と吹聴
http://plaza.rakuten.co.jp/goaheadgo/diary/200601190004/
↑本当かどうかわからないが、こういう噂もネット上では流れている。
 
 
【本】
 
『皇位継承の危機 ― 皇室典範改正に向けて皇統の本義に迫る!』
http://waqoo.blog16.fc2.com/blog-entry-66.html#kiki
↑皇位継承問題の現状を、はじめての人にもわかりやすく解説。
 
 
 
 
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◆ 編集後記 ◆
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 前回と今回は非常に長文になってしまいました。書くほうも大変でしたが、読むほうも大変だったと思います。次回からはまた短くまとめますので、よろしくお願いします。
 
 読者の方からメールやブログへのコメントをいただき、ありがとうございます。すべて読んではいますが、私は記事を書くことを最優先させたいので、失礼ながらほとんど返信等はできません。ご了承ください。励みになっていますので応援メール&コメントは大歓迎です。
 
 読者の皆様には、ぜひとも多くの知人にこのメールマガジンを紹介し、お薦めいただければと思います。政治家は国民の声を反映しますので、政治家に任せておけば大丈夫などと悠長なことは言ってられません。男系維持の重要性と女系天皇の問題に気づいた方々のなかには、何か自分でもできないかと気を揉んでおられる方もいらっしゃるようです。多くの国民に女系天皇の問題点を共有してもらい、国民世論が男系維持に傾くように草の根で日本を支えていきましょう。
 
 
 
 
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◆『皇位継承Q&A』(ID:0000179891)
◆発行者:桜井和空(さくらい・わくう)
◆サイト:http://waqoo.blog16.fc2.com/
◆メール:上記サイトからお願いします。
◆ご意見・ご感想は下記の掲示板へ
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 いよいよ国会が始まりましたので、女系容認の法案が通らないよう首相官邸や内閣官房、地元国会議員などにできるだけ女系容認反対の意見メールを出していただければと思います。「旧宮家の皇籍復帰のほうを望みます」の一言だけでも結構です。一人でも多くの方々の女系反対表明が必要です。ついでにそのメールで私のメルマガ登録ページも紹介しておいてもらえると効果倍増?!(^^ゞ

首相官邸への意見メール
 
内閣官房ホームページ ご意見・ご要望
 
自民党内閣部会で簡単に政府案を受け容れるなと要求するのもいいかも。 自民党への意見メール
 
 とくに自民党議員へメールで働きかけたい場合には、以下のサイトが便利。
皇室典範~女系天皇阻止メール大作戦(ぼやきくっくり 2006年01月22日)
 
地元国会議員へは、全国議員サイト

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〔シリーズ:皇位継承を考える〕
皇位継承を考える(1)万世一系の天皇と国家
皇位継承を考える(2)男系維持の方策(その1)
皇位継承を考える(3)男系維持の方策(その2)
寛仁殿下は男系維持を希望 ~皇位継承を考える(4)~
寛仁殿下の「事実」発言 ~皇位継承を考える(5)~
宮内庁の皇室潰し ~皇位継承を考える(6)~
紀宮清子内親王の結婚 ~皇位継承を考える(7)~
新たな有識者会議での再検討を求めたい! ~皇位継承を考える(8)~
首相の真意はどこに? ~皇位継承を考える(9)~
ネット投票から推定した世論 ~皇位継承を考える(10)~
朝日の世論調査は情報操作?! ~皇位継承を考える(11)~
 
これ以降の記事は、右側のRECENT ENTRIESから御覧ください。
 
 
 
 

〔皇位継承に関するブログ記事リンク集〕
 
目次 ブログ散策:天皇制の危機( p(^o^) 和の空間)》
 

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【2006/01/23 23:50】 政治 | トラックバック(5) | コメント(4) |

「皇位継承Q&A」第5号

 なんだかバタバタとしている間に今年の通常国会も始まってしまいますので、とりあえずこちらにも私のメルマガ「皇位継承Q&A」を載せようと思います。これを読んで首相官邸や内閣官房、地元国会議員などに女系天皇反対の意見表明メールを送っていただければと思います。自民党内閣部会で政府案賛成の方針が決まってしまうと法案可決はほぼ決定のようなので、とりあえず自民党国会議員にメールするのが先決のようです。

 
 
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                     平成18年 1月19日発行
    皇位継承Q&A
 
                No.005 有識者会議に対する批判
 
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 まもなく通常国会が開かれます。そして、ネット上では自民党内 閣部会が女系天皇阻止の天王山だろうと言われています。おそらく 野党は賛成に回るでしょうから、自民党内閣部会で政府案に賛成す る方向が決まれば、ほとんどまともな議論をすることなしに女系容 認の法案が成立してしまいます。女系になって実質的に皇統が断絶 することに多くの国民が気づいたときには、すでに女系容認法案は 成立しており、愛子皇太子まで誕生しているかもしれません。
 
 このメールマガジンは、天皇や皇位継承や日本の伝統について男 系維持の立場からQ&A形式で解説します。そして、皇位継承に関 するサイトや本の紹介などもしていきます。一般の国民世論とは大 きく異なって、ネット上では男系を維持すべきだという意見が大半 です。そんなネット上でのホットな議論も紹介できたらと思ってい ます。
 
 
 
 
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◆ 皇位継承Q&A ◆
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Q.「皇室典範に関する有識者会議」(以下、有識者会議と略す)に 対してどんな批判がありますか?
 
A.有識者会議は、伝統的な“国のかたち”を破壊する女系天皇容 認という結論を出したこと自体が最大の問題なのですが、かりに男 系維持の結論が出たとしても問題の多い諮問会議だったと思われま す。マスコミではほとんど報じられていないと思いますが、ネット 上ではおもに以下のような批判・非難があります。
 
 
(1)会議のメンバーは有識者とは言えない。
 皇室の歴史や神道に関する専門家が見当たらない。ほかの分野で は有識者かもしれないが、皇位継承の分野ではほとんど素人集団で ある。最初の会合では、女性天皇と女系天皇の違いさえ分からない メンバーがいたという。一知半解のたった十人かそこらの井戸端会 議の結論で、1500年以上にわたる日本の伝統を台無しにされていい ものか。
 
(2)はじめに女性天皇容認の結論ありきの会議メンバー選定
 これは明確な証拠があるわけではないが、内々ではかなり以前か ら女系容認は既定方針であったのではないかとの噂がある。
 そして、有識者会議のメンバー選定でもジェンダーフリーや人権 主義を主張するような人々などがメンバーに選ばれている。メンバ ーのなかには日本古代史の専門家も一人いるが、穿った見方をすれ ば、天皇家の出自や万世一系は学問的にあやしいということを言わ せんがための人選ではないかとさえ思える。特定思想の持ち主を選 んで議論させれば、結論はおのずと決まってくる。はじめに女性天 皇容認の結論ありきとはそのことであり、会議メンバーの人選はじ つに不透明である。
 
(3)議論の時間が不足しており、拙速な結論
 有識者会議は、全17回で30時間程度の非公開会議であった。その なかには専門家によるレクチャーの時間も含まれ、その他にも事務 連絡などの時間もあるだろうから、実質討議時間はさらに少なくな る。しかも素人同士で議論するのだから、有益な議論であったかど うかも疑わしい。
 それに、皇位継承者がいなくなるのは数十年後であり、いま女系 容認の皇室典範を作ってしまう必然的理由がない。帝王学を3歳頃 から行なわなければならないという理由も根拠薄弱である。皇位に 就くかもしれない皇族にはそれにふさわしい教育を施しておけば、 大きな支障は出て来ないだろう。それに、皇室にはまだ親王(男の お子様)が誕生する可能性があるにもかかわらず、この報告は、親 王を皇位継承順位の第一位から排除する長子優先という方針を打ち 出している。
 
(4)情報収集の偏り
 議論のための情報が正しく収集されていなければ正しい結論は導 き出せない。だが、事務方によって重要資料は隠されたまま議論さ れていた形跡がある。朝日新聞皇室担当記者の岩井克己編集委員の 「有識者会議『女系天皇』容認への疑問符」(『週刊朝日』11/11号) によると、有識者会議の議論では「事務方が出さなかった資料」が あるという。これは現行皇室典範制定当時、内閣法制局が答弁した 「女系及び女天皇を認めない理由」というもので、「女系天皇が即 位すると、皇統が皇族にあらざる配偶者の家系に移ったと観念され る」という主旨のものである。素人であればあるほどこのような問 題の重要性に気づかずに結論を出すことになる。
 また、有識者会議は、国民の意見も、政治家の意見も、当の皇室 の御意向も聞こうとしない。それでいながら吉川座長は、「われわ れは国民を代表する立場に立っているという認識」だと言う。吉川 座長は11月3日付の読売新聞に報道された寛仁殿下の男系維持発言 に対しても、「どうということはない」と発言している。このよう な聞く耳持たずの独善的な態度では、レクチャーの内容もどこまで 聞いていたのか甚だあやしい。
 
(5)議論のための前提がおかしい。
 有識者会議の吉川座長は、「私たちは歴史観や国家観で案を作っ たのではない。」と強調した。国家観・歴史観を抜きにしている態 度は、始めから伝統を無視するという宣言である。おそらく日本の 歴史で最も長く続いた伝統である皇位継承に関して、伝統を軽々し く扱う態度は異常である。そのくせ有識者会議は男女平等や人権尊 重などの政治思想だけは最大限に尊重している。これは、歴史は男 女平等や人権尊重へと向かうという一つの歴史観であり、また、国 家は一点の例外もなくそのような方向に進むべきだという国家観で ある。吉川座長が虚偽を語っているというよりは、自分達の歴史観 や国家観に対する自覚がないと言えよう。
 
(6)誤解に基づく世論や国民感情を偏重
 有識者会議は、国民意識に対する大きな誤解から独善的に議論を 進めていると思われる。8月31日(第11回)の議事概要に、「(前回 の論点整理に対する)メール等が少なかったのは意外であるが、こ の有識者会議のやり方でさらに議論を詰めよとの国民のメッセージ かという気がする。」と書かれているが、まったく違う。何の反応 もない場合には、関心がなく無視されているか相手にされていない と考えるのがふつうであろうに。大多数の国民は女性天皇と女系天 皇の区別もできていないし、その他さまざまな知識をもっていない 状態で、意見など言えるはずがない。自分達が国民から支持されて いるというのは誤解である。
 また、有識者会議は結論を下すにあたって国民感情を問題にして いるが、これも非常に危うい。世論や国民感情は、関心や知識の度 合で大いに変化する可能性があるからである。新聞の世論調査でも、 女性天皇と女系天皇の区別をせずになされてきたし、国民のほうも 女性天皇と女系天皇との違いさえわからずに答えている。有識者会 議の報告書が提出されたあとで、新聞社もやっと両者を区別してア ンケートをとろうとしはじめたが、いまだに両者の区別がつかない らしい新聞社もある。あえて誤解させるような記事を書いていると すればマスコミによる情報操作であり、そのような情報統制下にお ける世論や国民感情は、議論の根拠としてますます説得力を失う。
 
(7)問題解決の方向性が異常
 これだけ長く続いた伝統ならば、それを最大限に重視するのがふ つうの感覚なのに、有識者会議は、「安定的継承」と「継承順位の 一義的決定」に異様にこだわっている。
 安定的継承をもってくるのは、一つには女性天皇容認のみならば そこで皇位継承は途切れるので、さらに女系容認まで進めさせるた めのキャッチフレーズだったのではあるまいか。継承の安定性を重 視するために継承の伝統を無視する理由がじつに薄弱である。  「継承順位が一義的に決まらず、当事者の意思によって左右され る」などと主張し、皇位継承を法律の完全なコントロール下に置こ うとしている。だが皇位継承は、本来皇室が決めることであって、 伝統の範囲内で皇室の意向が入って当然なのではないか。男子継承 にすると皇位継承順位がなかなか確定しないから長子相続がいいな どという主張をみると、当事者の意思がどうこうよりも継承順位を 素早く確定することに執念を燃やしているようにさえ見えてくる。
 
(8)解決方法が中途半端
 有識者会議は目先の安定性のみを考えて、そのあとどうなるかに ついて深く議論していない。女系を認めて女性宮家を創設できれば 形式上は安定的継承が可能になるのであって、あとは皇族女性に配 偶者がくるかどうかは自分達の関知するところではない、という無 責任さが見られる。また、女系になると皇位の正統性や権威に関し て重大な問題が当然発生するのに、それに関してもまったく議論し ていない。ネット上では、女系天皇に反対して皇統の男子を担いで 南北朝のごとき内乱さえ起こるのではないかという話まで出ている。 もうこの時点で、「日本国および国民統合の象徴」としての将来の 天皇の存在意義は危うくなっている。
 
(9)検討範囲の偏り
 伝統を重視する立場でみるならば、旧宮家の皇籍復帰など当然検 討さるべき重要な論題があるのに、それが安易に却下され、具体的 解決法としてはまったく検討されていない。有識者会議においては 女系容認の具体案が詳細に議論されているのに対して、女系を避け る方策と、それを採用せざるを得ない理由は無視され、両者のバラ ンス感覚が完全にくずれている。
 また、有識者会議は、祭祀については、過去の女性天皇もこれを 行ったと確認したが、女系の天皇が祖先神や歴代天皇を祭祀する意 味について論議した形跡はない。とくに、氏族が変わるのみならず 母子継承と父子継承が重なって本来の皇統と血縁関係がほとんどな くなってしまったら、宮中祭祀はどのように変質するのだろうか。 憲法では触れられていなくても天皇には祭祀王としての一面がある が、有識者会議は天皇の政治的側面しか問題にしていない。
 
(10)基本的な用語の意味を歪曲している。
 「皇位の世襲」に関して意味のすり替えがある。
 有識者会議では、「血統」をたんなる“血のつながり”と考えて いるふしがある。これは、8月31日(第11回)の議事概要で「憲法の 世襲は血統という意味であり、男系も女系も入る。」と言われてい る点から明らかだろう。天皇家で血統という場合には、男系(父系) の血のつながりに限定されるし、一般の家系でも男系(父系)の血 のつながりの意味に使うのが一般的だろう。
 有識者会議は世襲を直系と見なしているようである。しかし皇位 の世襲は皇統が大前提なのだから、今上天皇の子孫に限定されるの ではなく、最大では神武天皇の男系子孫を考えるべきである。(賜 姓臣籍降下した源氏などは含まれないのだろうが。) 一般の家な らいざ知らず、皇位の場合には、別の氏族に移れば王朝交代であっ て世襲とはとても見なせない。一般の家系であっても、ご本家に跡 継ぎがいなくなったら、分家さんから跡継ぎを出すのは当たり前で ある。
 
(11)説明の論理が破綻している。
 有識者会議は旧宮家の皇籍復帰問題に関して、「いったん皇族の 身分を離れた者が再度皇族となったり……することは、これまでの 歴史の中で極めて異例なこと」であり、「国民の理解と支持」は得 られない、との論理を展開している。しかし、それなら女系天皇や 長子優先の採用は、「極めて異例なこと」どころか前代未聞である。 旧宮家の人々は60年も一般人として暮らしており、そういう人が突 然皇族になると皇族と一般人の境がなくなると一方では主張しつつ、 女性皇族との結婚によって一般人男性がどんどん皇族になっても問 題はないと見なしている。
 また、元皇族の皇籍復帰という道を採った場合、実際にそれが実 現するかどうかは当事者たる元皇族の意思次第ということになって、 それは「不安定さを内包」することになる、との論理も用いている。 しかし、そういうなら、女性皇族に配偶者を迎える場合も相手男性 の意思次第であり、それも同様「不安定さを内包」する問題という ことになるのではないだろうか。
 
(12)誤った統計的推論  出生率の低下を理由に、かりに旧宮家の男子が皇籍復帰したとし ても男子に限れば数代で皇族がいなくなるとしている。しかし、一 般に言われる出生率の低下は、結婚しない人が多くなったから平均 値が下がってきたのであって、結婚した女性が一生の間に産む子ど もの数だけを見れば2人以上である。一見すると科学的結論のよう でも、確率の計算式が完全に間違っている。
 
             ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
 
 
 
 今回あらためて有識者会議の記録や批判記事をざっと見直してみ ましたが、あまりにも問題点が多くて、とてもすべてを網羅できま せんでした。それでも今回はこれだけ長文になっています。報告書 の内容の具体的問題点については、これから詳しく論じていくこと になるでしょう。政府がこのような欠陥だらけの報告書をもとに法 案を作成するという神経が、私には信じられません。
 
 
 
 
 
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◆ お薦めサイト&書籍 ◆
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【サイト】
 
皇室典範に関する有識者会議
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kousitu/index.html

↑議事録や最終報告書などが参照できる。
 
皇室典範に関する有識者会議メンバーの素性(皇統断絶問題TBセンター)
http://japan.arrow.jp/blog/2005/12/post_15.html

↑各メンバーの思想傾向が大まかにわかる。
 
皇位継承問題の今までの経緯(Let's Blow! 毒吐き@てっく)
http://pride.arrow.jp/blog/2006/01/post_311.html

↑1995年1月15日付読売朝刊を画像および文章で提示。当時の
 宮内庁内部では旧宮家復活案も検討されていた。
 
 
 
【本】
 
『皇位継承の危機 ― 皇室典範改正に向けて皇統の本義に迫る!』
http://waqoo.blog16.fc2.com/blog-entry-66.html#kiki

↑皇位継承問題の現状を、はじめての人にもわかりやすく解説。
 
 
 
 
∞∞∞∞∞∞∞∞
◆ 編集後記 ◆
∞∞∞∞∞∞∞∞
 
 なかなか読者が集まりませんが、なんとなく国会も女系容認に向 けて慌ただしくなってきそうですから、少し発行スピードをあげて いかなければならないかなあと思っているところです。メールで直 接届かなくても誰かが印刷して配布してくれればいいわけですから ね。
 
 読者の皆様には、ぜひとも多くの知人にこのメールマガジンを紹 介し、お薦めいただければと思います。政治家は国民の声を反映し ますので、政治家に任せておけば大丈夫などと悠長なことは言って られません。男系維持の重要性と女系天皇の問題に気づいた方々の なかには、何か自分でもできないかと気を揉んでおられる方もいら っしゃるようです。多くの国民に女系天皇の問題点を共有してもら い、国民世論が男系維持に傾くように草の根で日本を支えていきま しょう。
 
 
 
〔クイズの答え〕
 
このメルマガのタイトル部分の♂♀は何を意味しているでしょうか。 もう答えはおわかりですね。歴代天皇の性別を意味しています。女 性天皇は古代に集中し、それ以降はほとんどいませんでした。
 
 
 
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【2006/01/19 17:30】 皇室 | トラックバック(4) | コメント(6) |

2006年を新保守派元年に

 新年 あけましておめでとうございます。
 
  本年も「時事評論@和の空間」を宜しくお願い申し上げます。

 
 

 今年はとにかく女系天皇制阻止に向けて頑張っていこうと思います。ほかに評論したい時事問題もたくさんあるのですが、とても手が回りません。おそらく《メルマガ「皇位継承Q&A」》だけで忙殺されるでしょう。猫の手も借りたいくらいですが、今年は戌年だから協力してくれるネコも追い払われてしまう?(^^; まあ、女系になって血統書付きの日本根子やまとねこ(古代天皇の名前の一つ)が皇居から姿を消してしまうことだけは絶対に阻止しなければと思っています。

 私はもともと革新派だったはずなんですが、ここまで保守派がガタガタになってくると、もう危なっかしくて保守派に味方せざるをえなくなりました。しかし、何もわからずに旧態墨守してきた保守派をそのまま支持するつもりはなく、むしろ守るべき古きものを明確にしてそれを堅持する新たな保守派を形成していかないと、このままでは日本は解体してしまうぞ、と危機感を抱いています。

いま、“保守”がいちばん新しい

 どうでしょう? 上のキャッチフレーズ。戦後民主主義思想って、もう賞味期限が切れてませんかね。戦前回帰ではなくて伝統回帰。昭和初期とか明治以来とか短い範囲で考えないで、江戸時代から飛鳥時代までも遡って日本のいいところを守ろうという思想運動が今の日本に必要な気がします。

 戦前・戦中生まれの保守派というのは、自分達が育った昔の日本が伝統的な日本だと思っています。なるほど高度成長期以降に育った人々と比べれば日本の伝統の一部が確かに体験されていると思われますが、いかんせん戦前の問題点を切り離して態度決定することができません。子ども時代は全体として生きてきたのですから、これは仕方がないことです。新しい保守派は、いわば戦後の根無し草ニッポンから出発して伝統的日本を再発見していく人々です。昔の保守派は、はじめから日本人でした。しかし新しい保守派は日本を発見しながら日本人に“なる”人々です。

 日本において“国際人”は、人口の1割もいれば十分です。全員が英語ができる必要なんかありません。残りの9割の日本人は、英語なんか覚えているヒマがあったら日本的な感性を磨いたり、歴史的知識を蓄えたり、哲学的素養を身につけたり、政治的判断力を養ったりしたほうが、よほど日本のためになります。「役割の分業を考えろよな!」と思うのは私だけでしょうか。

 “全員で一丸となって”は、古い保守派の考え方です。同質の“一丸”はしばしば一億玉砕のようなカタストロフィーを起こします。異質の中の調和的統合こそが“一丸”の核心部分であり、これを見事に忘れた平等主義が戦後日本の精神を荒廃させたと言えましょう。そう、進歩思想の仮面をかぶった平等主義が言う「あなたも私もみんな同じ」という原初的な一体感は、伝統的な日本精神の悪しき側面がむき出しになったものです。そして、戦後の民主主義思想もこのような伝統の上にあぐらをかいているだけです。彼らは何ら新しくはありませんでした。

 ものには区別があり、特性があり、役割があり、上下があり、秩序があって、最後に全体の調和的統合があります。原初的一体感は個の自覚によって打ち砕かれ、個が全体と調和していく修練過程を通して全体との一体感を回復していきます。戦後の教育には母性的な甘やかしだけで調和の修練がありませんでした。口先だけの「仲よくしましょう」教育では、本当の付き合いはできません。あなたと私が違うからこそ、そこに礼節なども生まれるのであって、礼節の極点において礼節の不要な一体感のある付き合いもできます。昔は秩序が固すぎて融通がきかなかったので、礼節は単なる行動の強制にしかなりませんでしたが、礼節をその段階でしか捉えられなくなった戦後日本人の精神が、日本人をますます精神的に退行させて、孤立した個人の寄せ集めにしてしまいました。

 

 これまでの保守も革新もみーんなダメ。もういちど深く考えてやり直そうよ。

 

 2006年がそういう時代の始まりになることを期待したい。日本も戦後60年で還暦を迎えたのだから、もういちど原点に戻って生まれ変わってほしいと思います。

 
 
 
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【2006/01/01 23:19】 政治 | トラックバック(8) | コメント(0) |

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